2018年08月19日

ポップ・アイ  原題 Pop Aye

2018年8月18日より、ユーロスペースほか全国順次ロードショー!!

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(C)2017 Giraffe Pictures Pte Ltd, E&W Films, and A Girl And A Gun. All rights reserved.

監督:カーステン・タン
製作:ライ・ウェイジー
製作総指揮:アンソニー・チェン
脚本:カーステン・タン
撮影:チャナーナン・チョートルンロート

キャスト
タネート・ワラークンヌク::タナー
ペンパック・シリクン:ポー
チャイワット・カムディ::ディー
ユコントーン・スック::キッジャージェニー
ナロン・ポンパープ::ピーク

ゾウと中年男のタイ縦断500キロの旅

かつて一流建築家として名を馳せたタナー。若手が台頭して、会社に居場所がなくなり、妻にも相手にされず、すっかり人生に嫌気がさしてしまい疲れ果てていた。
ある日、バンコクを歩いていたら幼いころに飼っていたゾウのポパイがいるのをみつけた。路上でゾウ飼いと一緒にいたけど、あまり良い扱いは受けてないのを見て、買い取り家に連れていった。タナーはけっこう大きな家に住んでいるので、家で飼うことにしたのだが、妻には知らせていなかった。その夜、ポパイは家の中に入ってきて妻を驚かしてしまい、妻はキレていまう。何もかもいやになったタナーは、ポパイと一緒に家出して故郷を目指す。
2017年・第30回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA #4 ネクスト!東南アジア」で上映された。

故郷への道すがらの珍道中を描いているのだが、ゾウを連れてロードムービーを考えるなんてすごい発想だ。まさにタイならでは(でも監督はシンガポールの人)。それでも一般道をゾウが歩いていたら、いくらタイでも驚きだよね。そしていろいろなことに遭遇する。そして、世捨て人、農村の人、警察官、ドラッグクィーンいろいろな人にも出会う。その中でも、ゾウをつれてのヒッチハイクは、え〜と驚く。ゾウを乗せることができるトラックというのもすごい! でも、最後はほろ苦い。この大きなゾウの背中に乗ろうとタナーが何度も挑戦する姿に、ほのぼのしつつ涙も。この作品を作ったカーステン・タン監督はシンガポール出身で、20代の多感な時期に2年ほどタイに住んでいたことがあり、ゾウが出てくる物語を考えたそう。心を癒したい方はぜひ観にいってみてください(暁)

製作年2017年
製作国 シンガポール・タイ合作
配給トレノバ、ディレクターズ・ユニブ
上映時間 102分
オフィシャルサイト
posted by akemi at 11:01| Comment(0) | シンガポール・タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする