2017年07月09日

ライフ(原題:Life)

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監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック
出演:ジェイク・ギレンホール(デビッド・ジョーダン)、レベッカ・ファーガソン(ミランダ・ノース)、ライアン・レイノルズ(ローリー・アダムス)、真田広之(ショウ・ムラカミ)、アリヨン・バカーレ(ヒュー・デリー)、オルガ・ディホヴィチナヤ(エカテリーナ・キャット・ゴロフキナ)

国際宇宙ステーション(ISS)では世界各地から集められた宇宙飛行士が活動中。473日も滞在しているデビッド・ジョーダン医師、検疫官のミランダ、エンジニアのローリー、ベテランのムラカミ、宇宙生物学者のヒュー、司令官エカテリーナの6名。火星から回収した探査船から発見した未知の生命体を極秘に調査研究している。「ライフ」と名付けられ、脳と筋肉だけでできている小さかったそれは、急速に進化していく。

『デッドプール』の制作陣が集まった作品ときいて、またあんな風に面白いのかな〜と気軽に試写を観たら、怖かった…。始まりは一つの細胞。小さく可愛らしいのに、変化していく速さときたら…。実際にはまだ宇宙の生物の発見には至っていないのを、今更ながら思い出します。
宇宙ものといえば地球が滅亡寸前で新天地を求めるとか、知能の高い生命体に遭遇してコンタクトをとるとか、または戦闘になだれ込むとかが思い浮かびます。このライフは文字通りそれ自体が生きるために自ら進化します。人類が何万年もかけた進化があっというま。閉じられた宇宙船の中で、それぞれの人生を背負っているリアルなクルーと地球外生命体の攻防に、ゾッと背筋も凍るはず。こんな生命体には会いたくない。(白)


2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/104分
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
http://www.life-official.jp/
★2017年7月8日(土)丸の内ピカデリー他全国ロードショー
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ジョン・ウィック:チャプター2(原題:John Wick: Chapter 2)

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監督:チャド・スタエルスキ
脚本:デレク・コルスタッド
撮影:ダン・ローストセン
音楽:タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
出演:キアヌ・リーブス(ジョン・ウィック)、リッカルド・スカマルチョ(サンティーノ・ダントニオ)、ルビー・ローズ(アレス)、ジョン・レグイザモ(オーレリオ)、コモン(カシアン)、ピーター・ストーメア(アブラム)、イアン・マクシェーン(ウィンストン)、ローレンス・フィッシュバーン(キング)

ロシアン・マフィアとの闘いを終え、平穏な日々を取り戻したジョン・ウィック。しかし裏社会を出るときに交わした血の契約のため、イタリアン・マフィアのサンティ―ノから実の姉を暗殺してくれと頼まれる。ジョンは依頼を一蹴、その腹いせにサンティーノはジョンの家にバズーカ砲を撃ち込んだ。辛くも愛犬と逃げ出すことはできたが、愛妻との思い出の家はすっかり破壊されてしまった。ジョンはまたもや復讐に立ち上がる。

キアヌの切れっぷりが凄かった2014年の『ジョン・ウィック』第2弾。大ヒットを受けて今回は製作費が大幅アップしたに違いない!出演者も多ければアクションも前回よりさらにパワーアップ。「ガン(銃)・フー」に加えて「カー(車)・フー」に「ナイ・フー」(ナイフ)と宣伝さんものりのりです。いったいどこまで行くのでしょう。世界中の殺し屋が集う(?)ホテルの設定がとても面白いです。武器の調達から後始末までコンシェルジュが承ります。
ジョン・ウィックにかけられた懸賞金目当ての殺し屋役に、あちこちで顔を観る俳優さんが大挙して出演。我こそは、とばかりにあの手この手で襲ってきます。やらなければ殺(や)られるので、前作に増してキアヌは大暴れ。死傷者も5割増しの感じです。スカッとしたい日にぜひどうぞ。(白)


2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/122分/R15+
配給:ポニーキャニオン
(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
http://johnwick.jp/
★2017年7月7日(金)より公開中
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2017年07月02日

コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(原題:Yoga Hosers)

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監督・脚本:ケビン・スミス
出演:リリー=ローズ・デップ(コリーン・コレット)、ハーレイ・クイン・スミス(コリーン・マッケンジー)、ジョニー・デップ(ギー・ラポワンテ)、ハーレイ・ジョエル・オスメント(エイドリアン・アルカン)、ジャスティン・ロング(ヨギ・ベヤー)

女子高生のコリーン・コレットとコリーン・マッケンジーは、授業もコンビニのバイトもやる気ゼロ。二人は目下ヨガに夢中なのだ。コンビニの店長が留守のある日、イケメンのモテ男子と店でこっそりパーティを開く。ところが、誤って地下に眠っていたナチの軍団を目覚めさせてしまい、かつての野望を今こそ果たさんとワラワラ湧いて出てくるわ、出てくるわ。二人のコリーンは超絶キモイ彼らに「なんで私たちが〜」と文句を言いつつ、世界を守るため?立ち向かうはめになった。

ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの娘、リリー=ローズ・デップと本作のケビン・スミス監督の娘、ハーレイ・クイン・スミスがスミス監督の前作『Mr.タスク』でJK(女子高生)役で初共演。そこから生まれたスピンオフ映画。共に1999年生まれの二人がキュート。それぞれの両親も出演しているうえ、リリー=ローズ・デップの弟、ジャック・デップもコンビニの客で出演。二人に向かって中指立てている坊やがそうです。そこだけ出演ですのでお見逃しなく。
『Mr.タスク』は人変なおじさんが人間をセイウチに変えようとする「え?」なストーリーですが(未見)、この作品には地下で眠っていたナチの軍団(ソーセージくらいの大きさ)が登場。ジョニデ様出演シーンがたっぷり、コンビニが戦場と化していくオイオイ!な展開です。もっと驚いたのがM・ナイト・シャマラン監督の『シックス・センス』(99)で名子役ぶりを印象付けたハーレイ・ジョエル・オスメントの変貌です。えええええ〜〜。(白)


2016年/アメリカ/カラー/シネスコ/88分
配給:パルコ=ハピネット
(C)2015 YOGA HOSERS, LLC All Rights Reserved.
http://www.conveni-wars.jp/
★2017年7月1日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(原題:Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales)

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監督:ヨアヒム・ローニング、エスペン・サンドベリ
製作:ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ジェフ・ナサンソン
撮影:ポール・キャメロン
音楽:ジェフ・ザネリ
出演:ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)、ハビエル・バルデム(サラザール)、ブレントン・スウェイツ(ヘンリー・ターナー)、カヤ・スコデラーリオ(カリーナ・スミス)、ケビン・R・マクナリー(ギブス)、ジェフリー・ラッシュ(ヘクター・バルボッサ)、オーランド・ブルーム(ウィル・ターナー)、キーラ・ナイトレイ(エリザベス・スワン)
日本語吹き替え:栗山千明、中川大志

ヘンリー少年は、幽霊船に閉じ込められている父に会うために荒れた海に漕ぎ出した。ヘンリーの父は、かつてジャック・スパロウの盟友だったウィル・ターナー。呪いによって10年に一度しか海の上に出られず、初めて父と子が対面した。ヘンリーは10年後の再会までに父の呪いを解くため、あらゆる文献を調べ上げる。そのカギとなるのは伝説の秘宝「ポセイドンの槍」とわかった。そのありかを知るには、伝説の海賊ジャック・スパロウの持つコンパスが必要だった。
英国軍の水兵となったヘンリーは、魔の三角海域で“海の死神”サラザールに出くわし、乗員は皆殺しに遭ってしまう。サラザールはヘンリーだけは生かし、ジャック・スパロウへの言伝を頼む。船は遭難し、ヘンリーは流れ着いた島で魔女裁判にかけられた天文学者のカリーナに出会う。彼女は生き別れた父の残したガリレオ・ガリレイの日記の謎を研究していた。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ第5弾。最新作で最後の作品となるようです。2003年の『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊』から14年。ジャック・スパロウはちっとも年を取っていないように見えますが、ウィルとエリザベスの息子はいつのまにか青年になっていました。ヘンリー役のブレントン・スウェイツ(『キング・オブ・エジプト』主役)、天文学者カリーナ役のカヤ・スコデラーリオ(『メイズ』のヒロイン)、二人とも20代の若手ですが、すでにお子さんもいるのだそうです。
シリーズでは毎回強敵が現れますが、今回のサラザールは海賊を狩る“海の処刑人”、ジャック・スパロウのために魔の三角海域に閉じ込められまさに「恨み骨髄に徹す」で、恐ろしい姿になってしまった男です。ハビエル・バルデムの大き目のお顔がひび割れて迫力満点の凄い形相で、たとえ明るいところでも遭いたくない…。さぞメイクに時間がかかったことでしょう。シリーズを通じての宿敵といえばバルボッサ、彼の語られなかった部分が今回明らかになり、ちょっと泣かせるいいお話が詰め込まれていました。
どんなに大変な状況に陥っても、全く慌てず飄々としているスパロウ、父親ティーグがキース・リチャーズ(ワールド・エンドに出演)、叔父ジャックがポール・マッカートニー(本作!)と大物揃いなのですから、な〜るほどと納得してしまいました。大立ち回りや手の込んだしかけや美術など、目を楽しませる要素もたくさん。ヒットシリーズの締めくくりを見届けてくださいませ。(白)


2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/129分
配給:ディズニー
(C)2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
http://www.disney.co.jp/movie/pirates.html
★2017年7月1日(土)より全国ロードショー
posted by shiraishi at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ボンジュール、アン  原題:Paris Can Wait

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監督・脚本:エレノア・コッポラ
出演:ダイアン・レイン、アルノー・ヴィアール、アレック・ボールドウィン

アン(ダイアン・レイン)は映画プロデューサーの夫マイケル(アレック・ボールドウィン)と共にカンヌ映画祭に来たが、夫は製作費が安いブルガリアでの撮影があるからと、カンヌでバカンスを楽しむこともなく空港に向かう。アンもパリに飛行機で移動するつもりで一緒に空港に来たが、気分が悪くなり、空港に車で送ってくれた夫の仕事仲間のフランス男ジャック(アルノー・ヴィアール)と共に車でパリに向かうことにする。パリまでは7時間。だが、ジャックはまずは美味しいランチをとアンを誘う。そして、水道橋や古城と、美しいフランスの名所旧跡に寄り道し、あげく、今日中にパリに帰ることはない、ゆっくり泊まっていこうというジャック。仕事一辺倒で話を聞いてくれない夫と違って、話し上手で、聞き上手のジャックに、子育ても終わり、これから何をしたらいいか悩んでいることをつい話してしまう。そんなアンに、「あなたなら何でもできる」と励ますジャック。翌日も、あちこち寄り道し、リヨンの織物博物館に立ち寄ったアンは、美しい織物に心惹かれる自分に気付く・・・

巨匠フランシス・フォード・コッポラの妻エレノア・コッポラが、カンヌからパリまでフランス人男性と予期せぬ旅をした自身の経験をもとに脚本を執筆。監督を探していたが、夫から自身で監督することを薦められ、80歳にして長編劇映画監督としてデビュー。
映画監督である夫や娘ソフィアを支え、その撮影現場の裏側を撮影してきたドキュメンタリー監督としての実績もあるエレノアだからこそ、80歳にして成し遂げた快挙。
これまで夫の面倒や子育てに追われてきたアンが、自分が興味を持つものに目覚める姿にはエレノア自身が投影されていて、何かを始めるのに年齢は関係ないと誰しも勇気づけられるでしょう。
それにしても、素敵なフランスの田舎町と、美味しそうなお料理にワイン! 時間を気にせず、ゆっくり旅する醍醐味。『Paris Can Wait』のタイトルが粋ですね。(咲)


『ボンジュール、アン』 エレノア・コッポラ監督、ダイアン・レイン来日記者会見


2016年/アメリカ/92分/カラー/ビスタ/5.1ch
配給:東北新社 / STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:http://bonjour-anne.jp
★2017年7月7日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
posted by sakiko at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする