2014年10月07日

愛しのゴースト(原題:Pee Mak)

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監督・脚本:バンジョン・ピサンタナクーン
出演:マリオ・マウラー(マーク)、ダビカ・ホーン(ナーク)

内乱にゆれていたころのタイ。気のいい青年マークは、激しい戦闘の中でも故郷プラカノーンに残してきた妻ナークとまだ見ぬ子どもを思って必死に戦っていた。傷は負ったものの命拾いしたマークは、戦友4人を伴って愛する妻子のもとに帰ってきた。しかし村ではナークがすでに死んでいて、マークが会っているのは幽霊だという噂が流れていた。マークは意に介さないが、戦友たちはナークが幽霊だという証拠を掴んで、マークから引き離さなければと躍起になる。

タイに古くから伝わる有名な怪談で、これまでに30回も映画やテレビ、舞台にとリメイクされているそうです。日本でも『ナンナーク』(1999年作/ノンスィー・ニミブット監督)が2001年に公開されています。
本作は、気鋭の若手バンジョン・ピサンタナクーン監督が新しい切り口で映画化したもの。これまでのナーク主体と異なり、夫のマークとその友人たちの視点から描いています。芯になっているのは変わらぬ夫婦愛、若い二人の俳優の好演に加え、コメディ、ホラー色もあるストーリー運びが巧みで、タイでは記録的な大ヒットとなりました。
したまちコメディ映画祭でいち早く上映され、来日した監督にインタビューすることができました。本誌92号をお楽しみに。(白)


2013年/カラー/113分/
配給:キネマ旬報DD
http://love-ghost.com/
★2014年10月18日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート六本木ほか全国公開
posted by shiraishi at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする