監督:チャールズ・ストーン3世
脚本:ジェイ・ロンジーノ
撮影:クラッシュ
音楽:クリストファー・レナーツ
出演:カイリー・アービング、リルレル・ハウリー、ティファニー・ハディッシュ、シャキール・オニール、クリス・ウェバー、レジー・ミラー、ネイト・ロビンソン、リサ・レスリー
マイケル・ジョーダンに憧れバスケットボールを始めた青年ダックス(リルレル・ハウリー)は、あるトラウマから選手の夢を諦め、現在はストリートバスケチームのコーチをし、大会での優勝を目指していた。しかし、ある日突然、チームの主力選手をライバルチームに引き抜かれてしまう。失意の中ダックスは、伝説の選手だったお爺さん・アンクル・ドリュー(カイリー・アービング)と出会う。二人はかつての仲間を集め、伝説のチームを復活させ、バスケの聖地“ラッカー・パーク”で開催される大会に挑むことに…。果たしてダックスの夢はかなうのか?そして、ドリューたちはかつての輝きを取り戻すことができるのか!?
よぼよぼのおじいちゃんがバスケットボールを持った途端、華麗な足捌きで神業プレーを連発!「このおじいちゃん、凄すぎる」と思っていたら、NBAスター選手、カイリー・アービングが特殊メイクで老人に変身していた。
ペプシがカイリーと組んで作ったプロモーション用CMがYouTubeで爆発的な人気を博し、この映画になったのだ。
カイリーのチームメンバーにはシャキール・オニール、レジー・ミラー、ネイト・ロビンソン、クリス・ウェバー。そしてリサ・レスリーが助っ人に入る。
もちろん見どころはバスケットボールの試合シーン。ゴールがガンガン決まる様は見ていて気持ちがいい。加齢はやめる理由ではなく、やめるから歳を取るのだと作品は伝える。まっ本当はみんな、そこまでの高齢ではないのだけれど。背中を屈め、腰を落とし、すっかり高齢者の姿勢。
また、バスケットボールの試合の合間に出掛けたクラブでのダンス対決。演じる彼らの年齢はおじいちゃんではないものの、よくまあ、あれだけ踊れるものだと感心。日本のプロスポーツ選手があれだけキレッキレのダンスを披露できるだろうか。
試合だけでなく、過去に起こしたことへの後悔から立ち直る姿も描く。逃げずに向き合うことが人を成長させる。それは歳を取っても同じ。そして力を合わせて困難を乗り越えたとき、絆が生まれるのだ。(堀)
2018年/アメリカ/英語/カラー/アメリカンビスタ/103分
配給:REGENTS
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★2018年11月9日(金) 全国ロードショー