2018年11月04日
アジア三面鏡2018:Journey
『海』(中国)監督:デグナー 出演:チェン・ジン、ゴン・チェ
父が亡くなり、大学生の娘と母親は海に向かう。日ごろ不和な親子が喧嘩を繰り返しながら車で移動するロードムービー。
ろくに口も聞かず不機嫌な娘、電話ばかりしている母親、二人が折り合うことはあるのか?
『碧朱(へきしゅ)』(日本)監督:松永大司 出演:長谷川博己、ナンダーミャッアウン
ミャンマーのなかでも発展著しいヤンゴンに赴任してきた鈴木は、市内を循環する鉄道事業に関わっている。循環線に乗る鈴木の目に人々の飾らない生活が見えてくる。たまたま話しかけてきた乗客の男性、市場で言葉を交わした縫い子の少女、彼らの暮らしにスピードは必要なのだろうか?
『第三の変数』(インドネシア)監督:エドウィン 出演:アグニ・プラティスタ、オカ・アンタラ、ニコラス・サプットゥラ
日本にやってきたインドネシア人夫婦の目的はマンネリ化からの脱出。指定された家を訪ね、謎の男から奇妙なアドバイスを受ける。
「アジア三面鏡」は国際交流基金アジアセンターと東京国際映画祭の共同プロジェクト。日本を含むアジアの気鋭監督3人が、ひとつのテーマをもとにオムニバス映画を共同製作する。シリーズ第2弾の今回、共通テーマは「旅」。
3作全てにニコラス・サプットゥラが出演している。
『碧朱』の松永監督にインタビューさせていただきました。こちらです。(白)
2018年/日本/カラー/シネスコ/110分
配給:マーメイド・フィルム
(C)2018 The Japan Foundation, All Rights Reserved.
http://asian3mirror.jfac.jp/2018_journey/ja/
第31回東京国際映画祭にてプレミア上映。
★2018年11月9日(金)〜11月15日(木)東京・新宿ピカデリー、大阪・なんばパークスシネマ、名古屋・ミッドランドスクエアシネマにて、一週間限定ロードショー
この記事へのコメント
コメントを書く