2018年10月20日

デス・ウィッシュ(原題:Death Wish)

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監督:イーライ・ロス
脚本:ジョー・カーナハン
出演:ブルース・ウィリス、ビンセント・ドノフリオ、エリザベス・シュー、カミラ・モローネ、ボー・ナップほか

犯罪が多発し、警察の手に負えない無法地帯と化した街、シカゴ。救急救命の患者を診る外科医ポール・カージー(ブルース・ウィリス)は、毎日犯罪に巻き込まれた患者の生死に立ち会っていた。裕福で幸せな家庭だけが彼の平穏の地だった。しかし、ポールが留守のうちに家族は何者かに襲われ、妻は死に、娘は昏睡状態になってしまう。ポールの願いも空しく警察の捜査は一向に進展をみせなかった。怒りの頂点に達したポールは、犯人を抹殺するべく自ら銃を手に取り、危険な街へと繰り出し始める―。

ブライアン・ガーフィールドの「狼よさらば」を原作に、1974年にチャールズ・ブロンソンが主演を務めた伝説の同名映画のリメイク版。主人公ポール・カージーの職業は原作では会計士だが、『狼よさらば』ではチャールズ・ブロンソンが演じることで建築士になり、本作ではシカゴで救急患者を診る外科医とされた。ポールを演じるブルース・ウィリスは外科医より、殺し屋の方がしっくりくると思っていたが、意外に白衣(手術着は青緑だが)も似合っていた。また、これまで他の作品でさんざん銃を扱ってきたブルース・ウィリスが初めて拳銃を手にしたときに見せた動揺は何とも愛いらしい。ネットで銃の扱いを調べて、構造を確認したり、悪人を断罪する様子がネットで話題になり、神扱いされるあたりは、現代ならではだろう。
妻を殺し、娘を昏睡状態に陥らせた憎き犯人に罰を下すため、夜な夜な街に繰り出す。犯人の手がかりを知る人物から情報を聞き出すため、医学知識を使って死なないギリギリのラインで苦しみを与える。この演出は『ノック・ノック』でキアヌ・リーブスをいたぶりまくったイーライ・ロスらしい。
物語の着地点は見事。これで処刑人から足を洗って、外科医に専念できるだろうが、ファンとしてはぜひ続編が見たい。(堀)


2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/107分
配給:ショウゲート
(C) 2018 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved. http://deathwish.jp/
★2018年10月19日(金)全国公開


posted by shiraishi at 02:48| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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