2018年09月30日
あの頃、君を追いかけた
監督:長谷川康夫
原作:ギテンズ・コー(九把刀)「那些年,我們一起追的女孩
脚本:飯田健三郎、谷間月栞
撮影:柴主高秀
音楽:未知瑠
主題歌:Thinking Dogs「言えなかったこと」(Sony Music Records)
出演:山田裕貴(水島浩介)、齋藤飛鳥[乃木坂46](早瀬真愛)、松本穂香(小松原詩子)、佐久本宝(大野陽平)、國島直希(町田健人)、中田圭祐(秋山寿音)、遊佐亮介(杉村一樹)
卒業を控えているというのに、まだバカばかりやっている水島浩介。担任はついにクラスの優等生早瀬真愛をお目付け役にした。ありがた迷惑だったが、真愛は人気ナンバー1の美少女。真愛の親友の詩子は幼馴染、浩介の仲間も嫉妬半分で、ふたりの一挙一動を見守っている。教科書事件をきっかけに真愛と浩介との距離がぐっと縮まった。真愛手作りの問題を解き続け、試験の成績はかなり上昇する。7人は海で一日遊び、それぞれの将来を語る。10年後自分はどうなりたいのか?どうなっているのだろう?
オリジナルの台湾映画『あの頃、君を追いかけた』(2011/日本公開は2013年9月)はギデンズ・コー監督の自伝的作品。台湾中西部の町・彰化が舞台でした。10人に1人が観た!というくらい大ヒットしました。オリジナルの英語題名は“You Are the Apple of My Eye”は日本だと「目の中に入れても痛くない」でしょうか。「あなたはかけがえのない人」という愛の言葉でもあります。キーワードですよ、贈りたい人がいますか?
日本版の本作、舞台を現代寄りにしていますが流れる感覚は同じ。オリジナルの肝は忠実に、キャストを十分に生かしています。誰もが重ねられるキラキラだったり、かっこ悪かったりする懐かしい青春時代がそこにありました。「ほんとにチャリで走りながら好きな子の名前を叫んだ」ことがあるという山田裕貴さん。制服姿もこれが最後かなぁ。(白)
完成披露試写会の様子はこちらのスタッフ日記で。
2018年/日本/カラー/シネスコ/114分
配給:キノフィルムズ
(C)「あの頃、君を追いかけた」フィルムパートナーズ
http://anokoro-kimio.jp/
★2018年10月5日(金)ロードショー
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