2018年09月30日

愛と法

2018年9月22(土)より大阪のシネ・リーブル梅田、9月29日(土)より東京のユーロスペースにて公開 ほか全国順次ロードショー
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(C)Nanmori Films

監督:戸田ひかる
プロデューサー:エルハム・シャケリファー
アソシエイトプロデューサー:秦岳志
撮影監督:ジェイソン・ブルックス
編集:秦岳志

出演者
南和行(カズ)
吉田昌史(フミ)
南ヤヱ
カズマ
ろくでなし子

それ、罪じゃありません!
溢れるやさしさとユーモア 明日を生きるヒントと勇気

「大胆かつ軽いタッチで、多様性、個性、勇気、愛について、力強いメッセージを届けた」と、2017年の東京国際映画祭・日本映画スプラッシュ部門の作品賞を受賞したこの作品は、ゲイカップルの弁護士を描いたドキュメンタリー。

第30回東京国際映画祭(2017)にて
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戸田ひかる監督
 
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日本映画スプラッシュ部門作品賞受賞

目立ちたがりのカズ(南和行)としっかり者のフミ(吉田昌史)は大阪の下町で法律事務所を営む弁護士夫夫(ふうふ)。カズは1976年大阪生まれ。大学農学部、大学院卒業後就職したが、恋人のフミとともに弁護士になることを目指し会社を退職。2009年弁護士登録。フミは1978年大阪生まれ。大学法学部を卒業し法科大学院を経て2007年弁護士登録。二人は2011年結婚式を挙げ、2013年「なんもり法律事務所」を開設した。
家族になった二人は仕事も生活も二人三脚。二人のもとには、自分らしさのために闘う「困っている人たち」が全国から相談にやってくる。セクシュアル・マイノリティ、明治からの民法規定で戸籍を持てずにいる人、大阪府立高校の卒業式での国歌斉唱時に起立しなかったとして減給処分を受けた元教諭・辻谷博子。女性器をモチーフに日本社会のタブーや矛盾をテーマにした作品を発表する芸術家兼漫画家のろくでなし子の作品が罪に問われた裁判等、自分に正直に生き、社会のしくみや慣習の中で孤立し、葛藤を抱える人たちとともに日々闘っている。二人も法律上は他人同士のまま。
ある日、居場所を失った少年カズマくんが二人の家にやってきて三人の生活が始まった。家族になれる?
監督は海外で育ち、欧州で長年活動していた戸田ひかる。そんな彼女の視点が、日本社会の現実を切り取り、鮮やかに描き出す。
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(C)Nanmori Films

ゲイカップルの弁護士がいるなんて知りませんでした。これを観てとても心強く思いました。それにしても、この二人の生き方かっこいい。東京国際映画祭で観損ない、とても残念に思っていたけど、公開されることになってとてもうれしい。皆さんぜひ観てくださいね(暁)

公式HP
製作年 2017年
製作国 日本・イギリス・フランス合作
配給 東風
posted by akemi at 01:56| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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