2018年08月12日

オーケストラ・クラス(原題:La Melodie)

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監督:ラシド・ハミ
脚本:ラシド・ハミ、ギィ・ローラン
製作:ニコラ・モヴェルネ
音楽:ブリュノ・クーレ
出演:カド・メラッド(シモン・ダウド先生)、サミール・ゲスミ(ブラヒミ先生)、アルフレッド・ルネリー(アーノルド)、ザカリア・タイエビ・ラザン(サミール)、シレル・ナタフ(ヤエル)、ユースフ・ゲイエ(アブ)

バイオリニストのシモン・ダウドは小学校の音楽講師をすることになった。子どもが苦手で気難しいが、生活のためにしかたなくやってきた。本物の楽器をはじめて手にする生徒たちは、6年生。遊び盛り、なまいき盛りで30秒も集中することができない。すっかり自信喪失し、やめる口実を考えるシモン。そのとき外から教室を覗き込む男子生徒に気づいた。招き入れてみると、アーノルドはバイオリンの才能の片鱗を見せた。ほかの生徒たちもアーノルドに触発されて、やっとやる気になってきた。他校との合同練習で恥かしい思いもしながら自主的に練習に打ち込むようになる。

ダウド先生が派遣される音楽教育プロジェクト「Demos(デモス)」。音楽に触れる機会の少ない子供たちに、無料で楽器を贈呈しプロの音楽家が音楽の技術と素晴しさを教えるものです。フィルハーモニー・ド・パリが運営するこのプロジェクトは終了後も約半分の生徒たちがその後も音楽を続けるそうです。この活動を紹介するドキュメンタリーを見たのがきっかけで、映画作品が生まれました。
生徒と一緒に目標に向かって努力するうち、頑なだった親や気難しかった先生も変わっていくという、王道の音楽映画です。生徒たちが目指すのは、パリ19区の公園内にあるフィルハーモニー・ド・パリのホールでのコンサート。19区はパリの東北部にある移民が多い地区で、教室の生徒たちの顔ぶれも様々。オーディションで選ばれた子どもたちが個性豊かで『パリ20区、僕たちのクラス』(2008)を思い出します。
ニコラ・モヴェルネは『コーラス』『幸せはシャンソニア劇場から』を製作したプロデューサーです。ラシド・ハミ監督はこれが長編2作目。俳優としても出演した監督第1作『Choisir d'aimer』(08)は日本未公開。(白)


2017年/フランス/カラー/シネスコ/102分
配給:ブロードメディア・スタジオ
(C)2017 / MIZAR FILMS / UGC IMAGES / FRANCE 2 CINEMA / LA CITE DE LA MUSIQUE - PHILHARMONIE DE PARIS
http://www.orchestra-class.com/
★2018年8月18日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
“夏休み親子割引き”を実施!
対象:高校生以下のお子様と保護者の方
料金:お二人で2,000円
posted by shiraishi at 20:38| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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