監督:ゲイリー・ロス
脚本:ゲイリー・ロス、オリヴィア・ミルチ
撮影:アイジル・ブリルド
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:サンドラ・ブロック(デビー・オーシャン)、ケイト・ブランシェット(ルー)、アン・ハサウェイ(ダフネ・クルーガー)、ミンディ・カリング(アミータ)、オークワフィナ(コンスタンス)、サラ・ポールソン(タミー)、リアーナ(ナインボール)、ヘレナ・ボナム・カーター(ローズ・ワイル)、
ジェームズ・コーデン(ジョン・フレイジャー)、リチャード・アーミテージ(クロード・ベッカー)
ダニー・オーシャンの妹、デビーは5年間の刑務所暮らしからようやく仮出所にこぎつけた。服役中に練りに練った犯罪計画を実現するために、まず旧知のルーを訪ね、その道のエキスパートたちを集める。ターゲットは世界の衆目を集めるファッションの祭典“メットガラ”。NYメトロポリタン美術館にセレブ6000人が集まり、世界中にテレビ中継される。そこでハリウッド女優が身につけている1億5千万ドルの宝石を手に入れようというのだ。不可能と思われる計画に女性ばかりの新生オーシャンズが挑んでいく。
『オーシャンズ11』(2001)『オーシャンズ12』(2004)『オーシャンズ13』(2007)に続くシリーズ最新作。3作の監督だったスティーヴン・ソダーバーグは、本作の製作にあたり『ハンガーゲーム』のゲイリー・ロスがメガホンを取りました。
舞台となる“メットガラ”については2016年のドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館』を観ていただけるとよくわかります。そちらにメインゲストとして呼ばれていたリアーナが、この映画では犯罪ドリームチームの一員、凄腕のハッカーとして活躍しているのも面白い趣向です。
『オーシャンズ11』も超豪華な出演陣に目を見張りましたが、本作でもリーダーのサンドラ・ブロックをはじめ主役級の女優さんばかり。それぞれの特技を駆使して、綿密な計画をひとつひとつ大胆に決行していくのにワクワクしました。ゴージャスな舞台設定ですが、彼女たちのオーラも負けていません。人目につかないように地味にしていたメンバーが、ここぞというときに豪華な衣装を身にまとって登場するシーン、彼女たちの輝きに注目してください。いやぁ眼福、眼福。(白)
2018年/アメリカ/カラー/シネスコ/110分
配給:ワーナー・ブラザース
(c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
http://wwws.warnerbros.co.jp/oceans8/
★2018年8月10日(金)ロードショー