2018年08月03日

7号室   原題:Room No. 7

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監督・脚本:イ・ヨンスン
出演:シン・ハギュン(『JSA』『マイ・ブラザー』)、D.O.( ディオ:ボーイズアイドルグループ「EXO」のメインボーカル)(『あの日、兄貴が灯した光』)

ドゥシク(シン・ハギュン)は10年前、離婚ですべてを失い、人生の再起をかけて個室DVD店を開き、街一番の品揃えを誇っていた。そんな店も時代遅れとなり客足はすっかり途絶え、家賃は滞納、従業員への給料も払えないでいた。一方、給料を貰えないでいるアルバイト店員のテジョン(D.O.)は、麻薬密売人からブツを預かるだけで多額の報酬を払うという話に乗り、預かったスーツケースを店の「7号室」に隠す。
なんとか店を売却したいドゥシクは、アルバイトをもう1名雇って、大繁盛を装う。お蔭で売買契約を希望する相手も現れるが、そんな最中、新人バイトが老朽化した店内で不慮の死を遂げてしまう。ドゥシクは死体を「7号室」に隠し、ドアの前には本棚を置き、誰にも開けられないようにしてしまう。密売人に渡すためブツを取りにきたテジョンは、封印されている「7号室」になんとしてでも入りたい。開けられては困る社長ドゥシクとの壮絶なバトルが繰り広げられる・・・

新入りバイトが死んでしまったのは、不慮の事故だから、警察に届ければ何の問題もないのですが、パニックに陥ったドゥシクは7号室に隠してしまいます。おまけに、そこには置いておけないと姉の店に死体の入ったスーツケースを苦労して移し、さらにまた戻さなくてはいけないという事態に・・・ 演技派シン・ハギュンと、アイドルグループ出身の若手ホープのD.O.との攻防戦が、真剣なだけに、もう笑うしかありません。でも、登場人物それぞれの人生の背景を思うと、笑っていられない社会の不公平を感じてしまいました。(咲)

2017年/韓国/100分
配給:ツイン
公式サイト:http://www.roomno7.com/
★2018年8月4日(土) シネマート新宿ほか全国公開





posted by sakiko at 21:28| Comment(0) | 韓国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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