2018年05月20日

ゲティ家の身代金(原題:All the Money in the World)

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監督:リドリー・スコット
原作:ジョン・ピアソン
脚本:デビッド・スカルパ
撮影:ダリウス・ウォルスキー
音楽:ダニエル・ペンバートン
出演:ミシェル・ウィリアムズ(アビゲイル(ゲイル)・ハリス)、クリストファー・プラマー(ジャン・ポール・ゲティ)、マーク・ウォールバーグ(フレッチャー・チェイス)、ロマン・デュリス(チンクアンタ)、ティモシー・ハットン(オズワルド・ヒンジ)、チャーリー・プラマー(ジャン・ポール・ゲティ3世)、アンドリュー・バカン(ジャン・ポール・ゲティ2世)

1973年7月、ローマで夜の女たちを冷やかしていた少年が拉致された。石油王と呼ばれる大富豪のジャン・ポール・ゲティの17歳の孫ポールだった。ポールの父親とはすでに離婚していた母親ゲイルに、身代金を要求する電話がかかる。犯人たちはゲティ家なら高額な身代金も払えると踏んだのだったが、父と2代で財産を築き上げたゲティは守銭奴で、ほかの孫も狙われるからと支払いに応じない。そのかたわら美術品収集に熱中していた。ゲイルは失望するが、元CIAのチェイスを交渉人に犯人たちと対峙する。犯人たちは、身代金が一向に支払われないのに苛立ち、ポールの髪の毛や身体の一部を切り取って送りつける。

1973年に実際にあった大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された事件を映画化したサスペンスドラマ。事件の陰で、犯人とゲティとの両方と戦っていた母親にスポットをあてています。総資産50億ドル(1,4兆円)の大富豪に要求された身代金は1700万ドル(50億円)。そんなにあるなら払ってやればと思うのだけれど、要求に屈すると何度でも狙われると、拒否する祖父。稀代のケチで、ホテルのルームサービスを利用せず自分で洗濯した、客の使う電話代が多いからと、自宅に公衆電話を設置していた、身代金を値切り、節税対策になるよう考えたというのも実話。そんなだから富豪になれたのかも。いやはや。
リドリー・スコット監督のメガホンで撮り終えたものの、公開が1ヵ月後にせまっていたとき、ケティ役のケビン・スペイシーがスキャンダルのため突如降板。すぐに再撮影を決断した監督はクリストファー・プラマーを代役にたて、ケビン・スペイシーが演じた部分を撮り直し、わずか2週間で完成させたそうです。その手腕お見事!ケビン・スペイシーが演じたら、もっと腹黒くな・・・以下略。(白)


2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/133分
配給:KADOKAWA
(C)2017 ALL THE MONEY US, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
★2018年5月25日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 16:24| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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