2018年04月01日
ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル(原題:Jumanji:Welcome to the Jungle)
監督:ジェイク・カスダン
脚本:クリス・マッケーナ、エリック・ソマーズほか
撮影:ギュラ・パドス
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:ドウェイン・ジョンソン(スペンサー/スモルダー・ブレイブストーン博士)
ケビン・ハート(フリッジ/ムース・フィンバー)
ジャック・ブラック(ベサニー/シェリー・オベロン教授)
カレン・ギラン(マーサ/ルビー・ラウンドハウス)
リス・ダービー(ナイジェル)
ボビー・カナベイル(ヴァン・ベルト)
ニック・ジョナス(アレックス/シープレーン)
アレックス・ウルフ(高校生スペンサー)
サーダリウス・ブレイン(高校生フリッジ)
マディソン・アイスマン(高校生ベサニー)
モーガン・ターナー(高校生マーサ)
1996年。父が見つけてきたボードゲーム「ジュマンジ」をほったらかしていた高校生の息子。ある夜、太鼓の音に誘われて箱をあけ、中にあったカセットテープをセットしてみた・・・。
現代。居残りの高校生が校長の命令で倉庫の片づけをさせられていた。ゲームオタクのひ弱なスペンサー、アメフト選手だけれど頭はいまいちのフリッジ、美人をはなにかけるべサニー、ガリ勉で暗いマーサの4人。飽きてしまって棚にあった古いテレビゲーム「ジュマンジ」で遊ぶことにした。それぞれがプレイヤーを選んでスタートすると、なんとゲームの中に吸い込まれてしまった!
気づけば周りはジャングル、自分の身体ではなく選んだゲームのアバターになっていた!中味はそのまま、真逆のキャラに動転、とまどう4人の前に案内役のナイジェルが現われる。ジュマンジの世界に呪いがかけられ、それを解くには悪人に奪われた宝石を奪い返し、聖なるジャガー像の眼に戻さなければならない。4人はゲームキャラの持つスキルを駆使して、ゴールまでたどり着かねばここから出られない。現実世界に戻るにはとにかくゲームをクリアするのだ!
ロビン・ウィリアムズ主演の『ジュマンジ』(1995/ジョー・ジョンストン監督)はもう20年以上前になりました。元気なロビン・ウィリアムズの姿に胸を痛めつつ、懐かしく観直しました。少年のときにジュマンジに吸い込まれたアランが、26年後にたまたまボードゲームを見つけた姉弟に発見されます。その姉役がキルスティン・ダンスト。大人になったアランがロビン・ウィリアムズでした。たくさんのCGの動物たちが出現して話題になったようです。
それから20年後と設定された続編の本作はボードゲームでなく、時代に合わせてビデオゲームに変更。昨年12月に全米公開され、ロングランの上に2月になって全米トップを獲得。こんな快挙は『タイタニック』以来だとか。ゲームに巻き込まれた高校生たちが似ても似つかぬゲームキャラに変身する意外さに加え、敵キャラが強く目的が明確にあります。それもリセットし放題の甘いものではなく「ライフは3つ限り。なくなったら永久に戻れない」という縛りもきいています。何も共通項のなかった4人が、自分と全く違うキャラに変わり、その能力を使い、力を合わせて難題に挑みます。年齢問わずRPGのキャラになったつもりで楽しめる作品。ラストも良いです。
ソニーの最先端テクノロジー「ハプティックベスト」を装着して楽しむ「超体感シネマ『マジジュマンジ』」は3月29日〜4月5日限定、TOHOシネマズ日比谷で通常料金で上映されます。ちょっとやってみたい。(白)
2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/119分
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
http://www.jumanji.jp/
★2018年4月6日(金)ロードショー 生きて帰れ!
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