2018年03月31日

レッド・スパロー(原題:Red Sparrow)

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監督:フランシス・ローレンス
原作:ジェイソン・マシューズ
脚本:ジャスティン・ヘイス
撮影:ジョー・ウィレムズ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:ジェニファー・ローレンス(ドミニカ・エゴロワ)、ジョエル・エドガートン(ネイト・ナッシュ)、マティアス・スーナールツ(ワーニャ・エゴロフ)、シャーロット・ランプリング(監督官)、ジェレミー・アイアンズ(コルチノイ)

ボリショイバレエのプリマとして人気絶頂だったドミニカ・エゴロワは、最も大事な足を怪我してしまいバレリーナの道を断念せざるを得なくなった。これまでバレエ団から受けていた支援も打ち切られ、病気の母の治療を続けるための資金に苦慮する。ロシア情報庁に勤める叔父に、母の世話と交換条件を提示され、ロシア政府の極秘施設に入ることになった。そこでは、ターゲットの欲望を操り、ハニートラップで任務遂行を図るスパイ“スパロー”の養成学校だった。ドミニカは厳しく過酷な訓練に耐え続ける。
ロシア情報庁内部では、アメリカに情報を流す二重スパイ“モグラ”がいることをつかむも、いまだ特定できずにいた。優秀な成績を収めたドミニカは、モグラを探し出す重要任務を与えられる。モグラと通じているCIA工作員ネイト・ナッシュはモスクワからブタペストに飛び、ドミニカはネイトの後を追う。

元CIA工作員として33年間勤めたジェイソン・マシューズの同名小説が原作。ハヤカワ文庫から刊行されています(上下巻)。何もかもさらけ出してはいないのでしょうが、内側にいたからこその実態の描写にはドキドキさせられます。
養成学校の冷徹な監督官シャーロット・ランプリングは怖くて震えそうでした。これまで映画で観た新兵の訓練も似たようなもの、まず徹底的に自我を否定し捨て去るところから始まっていました。上官の命令を絶対とし、自分の考えを持つことは許されません。優秀な道具になるわけですね。ハニー・トラップの手練手管は「ほぉ〜」と感心するだけにとどめておきましょう。使う機会がないことを祈ります。
ドミニカを演じるジェニファー・ローレンスとフランシス・ローレンス監督は『ハンガー・ゲーム』シリーズ3作でタッグを組んでいます。充分な信頼関係があってこそのシーンがあります。使用するか否かはジェニファーに選択権があったとか。叔父役のマティアス・スーナールツはベルギーの俳優ですが、プーチン大統領にそっくりで若き日を演じられそうです!
冒頭のバレエのシーン、ドミニカの相手役はセルゲイ・ポルーニンです。背中のタトゥーがなかったので、そこはスタントか、それとも消したのかも?(白)


2018年/アメリカ/カラー/シネスコ/140分
配給:FOX
(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
http://www.foxmovies-jp.com/redsparrow/
★2018年3月30日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 23:00| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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