2018年03月25日

獄友

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2018年3月24日 ポレポレ東中野ロードショー!(順次全国公開)

監督:金聖雄(キム・ソンウン)
プロデューサー:陣内直行
撮影:池田俊己
現場録音:池田泰明
録音:吉田茂一
編集:野村太
編集助手:池田剛
音楽:谷川賢作
語り:金聖雄
制作デスク:沢口絹枝
スチール:村田次郎
イラスト:千葉佐記子
出演
桜井昌司
杉山卓男
菅家利和
石川一雄
袴田巌

冤罪を戦ってきた獄友(ごくとも)たち

『SAYAMA みえない手錠をはずすまで』(2013)『袴田巖 夢の間の世の中』(2016)など、数々の冤罪事件を追ってきた金聖雄監督のシリーズ第三弾が『獄友』である。
布川事件の桜井昌司さんと杉山卓男さんは(獄中29年)2009年再審開始後、2011年無罪が確定。足利事件の菅家利和さんは(獄中17年6ヶ月)再審後、2010年無罪が確定。狭山事件の石川一雄さんは(獄中31年7ヶ月)1994年仮釈放、現在第三次再審請求中で無実を訴え続けている。袴田事件の袴田巖さんは(獄中48年)2014年にようやく再審決定され釈放されたが、検察が即時抗告したため、今も死刑囚のまま姉の秀子さんと浜松市で暮らしている。
無罪が確定した布川事件と足利事件。今も戦っている狭山事件と袴田事件。冤罪被害者の横の繋がりはほとんどなかったが、足利事件の菅家さんの釈放をきっかけに、同じ痛みを抱えるもの同士、お互いを支え合うようになった。
無実の罪を着せられ獄中で長い時を過ごした自分たちを「獄友」と呼び、なぜ自白したのか、獄中での出来事、生活を懐かしそうに語り笑いあい、娑婆に出てからの人生を語る。何を失い、何を得たのか。同じ殺人犯という濡れ衣を着せられた冤罪被害者だからこそわかり合える。そこから伝わるのは、司法の闇、人間の尊厳への希薄、命の重さ。奪われた時間は決して取り戻すことはできないが、絶望の縁にいた彼らは「不運だったけど、不幸ではない、我が人生に悔いなし」、
「獄中」は生活の場であり、学びの場であり、仕事場でもあったと語る。

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製作 2018年 日本
配給 Kimoon Film
公式HP


posted by akemi at 22:30| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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