2018年03月10日
プリンシパル 恋する私はヒロインですか?
監督:篠原哲雄
原作:いくえみ綾
脚本:持地佑季子
撮影:上野彰吾
音楽:世武裕子
出演:黒島結菜(住友糸真)、小瀧望(舘林弦)、高杉真宙(桜井和央)、川栄李奈(国重晴歌)、谷村美月(舘林弓)、鈴木砂羽(三浦真智)、白石美帆(桜井由香里)、森崎博之(住友泰弘)
両親が離婚して、東京で再婚した母と暮らしていた糸真(しま)は進学した高校でハブられ、登校できなくなってしまった。札幌で1人住まいの父のもとに逃げるように引っ越し、近所の高校に転入する。
クラスには弦(げん)と和央(わお)という校内で人気の男子がいて、「2人はみんなのもの・独占禁止」という暗黙の了解があった。ところが和央は糸真の近所で愛犬がいりびたり+親同士が知り合い。そして和央にはいつでも幼馴染の弦がついている。糸真は2人と一緒の機会が増えて女子たちの反感を買い、せっかく友だちになれた晴歌(はるか)にもハブられてしまう。
試写案内をいただいたのに行きそびれてしまい、劇場に行ってきました。
原作が人気少女マンガ家のいくえみ綾さん、この映画の舞台になる札幌在住です。全編ロケで冬と夏バージョンの札幌が観られます。筆者実家も札幌なので、あちこちの風景が懐かしい。なまじ知っているものだから、糸真と弦が市電を降りて旭山記念公園に行くところで「そこから歩いては無理でしょ!」とか心中でつっこみいれていました。
家族、友だちの距離が近づいたり離れたりする7巻分を2時間以内でまとめています。糸真、弦、和央の3人に行動の人・晴歌がからむことでややこしくなりますが、生き生きした川栄李奈さんがなかなか良かったです。
糸真の父役の森崎博之さんはTEAM NACSの方、北海道は地元でした。懲りずに再婚を繰り返す母に鈴木砂羽さん。ビール園での飲みっぷりも豪快。はるか彼方になってしまった青春時代をほんのり思い出して楽しみました。公式サイトに原作マンガの試し読みリンクあり。(白)
2018年/日本/カラー/シネスコ/112分
配給:アニプレックス
(C)2018「プリンシパル」製作委員会
http://principal-movie.jp/
★2018年3月3日(土)ロードショー
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