2018年02月09日

リバーズ・エッジ

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監督:行定勲
原作:岡崎京子
脚本:瀬戸山美咲
音楽:世武裕子
主題歌:小沢健二
出演:二階堂ふみ(若草ハルナ)、吉沢亮(山田一郎)、上杉柊平(観音崎)、SUMIRE(吉川こずえ)、土居志央梨(ルミ)、森川葵(田島カンナ)

若草ハルナは同級生の山田一郎が、学校のロッカーに裸で押し込められていたところを助け出す。手を下したのはハルナの彼氏の観音崎だった。その後、一郎から秘密を打ち明けられる。いじめられている一郎が心のよりどころにしているものが川原にあるという。案内されて見たものは、そこで放置され朽ちていく人間の死体だった。一郎はカンナと付き合っているが、自分はゲイで好きな人がいるんだという。ハルナの後輩のこずえはモデルの仕事をして学校では浮いた存在だ。摂食障害のため食べては吐いている。こずえもまた、川原の死体に執着があり、3人は奇妙な絆で結ばれる。

岡崎京子さんのマンガはほとんど読んでいないのですが、絵柄が独特なのですぐにわかります。原作から生まれた映画はほかに『ヘルタースケルター』(2012)があります。岡崎京子さんは1996年に交通事故で重傷を負い、休筆を余儀なくされました。残念ながら新しい作品は増えていませんが、20年余り経った今もこうして映画化されるのは、作品が少しも古びていない証拠でしょう。
ひりひりするような焦燥感や孤独をたたえた俳優さんたちが作品の中で生きています。高校生時代ってこんなに痛くて辛かったっけ。すっかり厚く鈍くなってしまった自分の皮膜をびりびりと破られました。
映画化を熱望していたという二階堂ふみさんですが、この作品では周りのキャラが濃いので、いつもよりおとなしめです。痛々しくも強い吉沢亮さんに目ウロコ。(白)


2018年/日本/カラー/シネスコ/118分
配給: キノフィルムズ
(C)2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社
http://movie-riversedge.jp
★2018年2月16日(金)ロードショー
posted by shiraishi at 21:30| Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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