2018年01月07日
伊藤くん A to E
監督:廣木隆一
原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫刊)
脚本:青塚美穂
音楽:遠藤浩二
出演:岡田将生(伊藤誠二郎)、木村文乃(矢崎莉桜)、佐々木希(島原智美)、志田未来(野瀬修子)、池田エライザ(相田聡子)、夏帆(神保実希)、中村倫也(久住健太郎)、田中圭(田村伸也)
「伊藤誠二郎 容姿端麗、自意識過剰、無神経、28歳フリーター
超モンスター級[痛い男]“伊藤”が女たちの運命を狂わせる」
20代で一度ヒットを飛ばしたものの、今は崖っぷちのアラサー脚本家・矢崎莉桜。講演会にやってきた4人の若い女性A〜Dの恋愛相談を読み返していた。新作ドラマのネタにするつもりで、もっと無様な展開になるように相談に乗るフリをしながら彼女たちを誘導する毒女である。4人が振り回されている相手が自分のシナリオ講座の生徒、伊藤誠二郎とわかるのに時間はかからなかった・・・。
柚木麻子さんの小説は好きで、原作も早くに読んでいました。このキャストになったのか〜。岡田将生くんがどこまで痛い男になるのかと期待しながら観ました。伊藤君らしいあの色柄のシャツは彼でなくては着こなせないでしょう。全く腹の立つ男なのにそれでも惚れられる伊藤君。矢崎莉桜はもっと年上のイメージでしたが、木村文乃さんの毒女っぷりもなかなか良いです。若い女性たちはA〜E5人のどこかに自分が重なるはず。そして映画を観た後は「女たちよ、男を見る目を養おう。見た目は二の次だ」まさに老婆心ですが。(白)
2018年/日本/カラー/126分
配給:ショウゲート
(C)「伊藤くん A to E」製作委員会
http://www.ito-kun.jp/
★2018年1月12日(金)ロードショー
この記事へのコメント
コメントを書く