2017年12月03日

オリエント急行殺人事件(原題:Murder on the Orient Express)

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監督:ケネス・ブラナー
原作:アガサ・クリスティ
脚本:マイケル・グリーン
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
音楽:パトリック・ドイル
出演:ケネス・ブラナー(エルキュール・ポアロ)
ジョニー・デップ(エドワード・ラチェット)
ミシェル・ファイファー(キャロライン・ハバード)
ジュディ・デンチ(ドラゴミロフ公爵夫人)
ペネロペ・クルス(ピラール・エストラバドス)
デイジー・リドリー(メアリ・デブナム)
ウィレム・デフォー(ゲアハルト・ハードマン)
ジョシュ・ギャッド(ヘクター・マックィーン)
デレク・ジャコビ(エドワード・マスターマン)
レスリー・オドム・Jr(ドクター・アーバスノット)
マーワン・ケンザリ(ピエール・ミシェル)
オリビア・コールマン(ヒルデガルデ・シュミット)
ルーシー・ボーイントン(エレナ・アンドレニ伯爵夫人)
マヌエル・ガルシア=ルルフォ(マルケス)
セルゲイ・ポルーニン(ルドルフ・アンドレニ伯爵)
トム・ベイトマン(ブーク)

名探偵のエルキュール・ポアロは、エルサレムで一つの事件を解決した。ゆっくり休暇を楽しめると思いきや、イギリスでの事件解決を依頼されてしまった。豪華寝台列車オリエント急行に席が用意されていた。イスタンブールから乗り込むと、すでに満席の盛況だった。ポアロは乗客のアメリカ人富豪のラチェットから「何者かに脅迫を受けている」と打ち明けられ、警護を依頼されるがあっさりと断ってしまう。深夜オリエント急行は雪崩で脱線、立ち往生しラチェットが殺害されているのが発見される。遺体には12ヵ所もの刺し傷があった。ポアロは鉄道会社からこの殺人事件の調査を依頼された。犯人はこの乗客の中にいる、と一人ずつに事件当夜の話を聞くのだが、全員にアリバイがあることがわかる。

超有名なアガサ・クリスティの原作をすでにお読みの方は多いはず。新しい側面やアクションを加えた本作は、犯人がわかっていても楽しめます。ケネス・ブラナーは監督も兼ねて、お洒落で身の軽いポアロ役で大活躍。トレードマークの髯もよく似合いますが、あの立派な髯を乱さないために、ポアロは寝るときに特別な“カバー”をしています。初めて目にしました。ぜひご注目ください。
「その日、一等車両は容疑者で満室でした。容疑者は乗客全員」と予告編でナレーションが入ります。この容疑者たちがまた豪華。主演クラスの俳優が揃っています。出演者があまりに多いので、一列に並べてみました。名優たちの群像劇と、65ミリフィルムで撮影したというスペクタクルな画面を堪能してください。(白)


2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/114分
配給:20世紀フォックス映画
(C)2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/
★2017年12月8日(金)よりロードショー
posted by shiraishi at 15:28| Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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