2017年08月20日

エル ELLE(原題:ELLE)

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監督:ポール・ヴァーホーヴェン
原作:フィリップ・ディジャン
脚本:デヴィッド・バーク「エル ELLE」早川書房
撮影:ステファーヌ・フォンテーヌ
音楽:アン・ダッドリー
出演:イザベル・ユペール(ミシェル)、ロラン・ラフィット(パトリック)、アンヌ・コンシニ(アンナ)、シャルル・ベルリング(リシャール)、ヴィルジニー・エフィラ(レベッカ)、ジュディット・マーレ(イレーヌ)、クリスチャン・ベルケル(ロベール)、ジョナ・ブロケ(ヴァンサン)

ミシェルはゲーム会社の辣腕社長。夫とは離婚、気の強い女に掴まった息子とも離れ、猫が家族の気楽な一人暮らしを楽しんでいる。ある日突然押し入った黒づくめの覆面男にレイプされてしまうが、一人で後始末をし友人たちとのディナーで打ち明ける。通報しないミシェルを元夫や友人たちは怪訝に思うが、周りの誰もが疑わしい。いつも監視されているようなメールや嫌がらせの電話が届くのだ。ミシェルは犯人を探し、自ら報復しようと武器を買い集める。

イザベル・ユペールは20年以上前から観ているのに、いつ見ても変わらない気がする女優さんです。芯が強くてぶれない女性という印象で、この作品ではそれに加えて“肉食系女子”でした!若い恋人を連れ込む母親を嫌っているようすも出てきますが、「いやいや貴女もそうなりそう」と内心つぶやいてしまいました。子どもの頃の体験から自分で自分を守るすべを身につけねばならなかった、と映画が進むにつれわかります。それにしてもいろいろと強い女性です。夫や息子が彼女を越えられそうもなく、情けなく見えてしまいます。初めて観たジョナ・ブロケはこの息子役でセザール賞にノミネート、先が楽しみな若手俳優です。お向かいの御主人パトリック役のロラン・ラフィットは『ミモザの島に消えた母』 (2015年)で、母の死の真相を探る兄役でしたね。コメディアンなのだそうですが、シリアスな役いけるではありませんか。
最後の重要なセリフや表情にご注意ください。(白)


2016年/フランス/カラー/シネスコ/131分
配給:ギャガ
(C)2015 SBS PRODUCTIONS - SBS FILMS - TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION - FRANCE 2 CINEMA - ENTRE CHIEN ET LOUP
★2017年8月25日(金)TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 14:42| Comment(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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