2017年07月30日
スパイダーマン ホームカミング(原題:Spider-Man: Homecoming)
監督:ジョン・ワッツ
脚本:ジョナサン・ゴールドスタイン、ジョン・フランシス・デイリー、ジョン・ワッツ
撮影:サルヴァトーレ・トチノ
音楽:マイケル・ジアッキノ
出演:トム・ホランド(ピーター・パーカー/スパイダーマン)、マイケル・キートン(エイドリアン・トゥームス/バルチャー)、ジョン・ファヴロー(ハッピー・ホーガン)、ゼンデイヤ(ミシェル)、ドナルド・グローヴァー(アーロン・デイビス)、マリサ・トメイ(メイおばさん)、ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アイアンマン)
高校生のピーター・パーカーは、周囲に隠しているがクモに噛まれて超能力を得たスパイダーマン。昼間はあまりいけてない高校生だけれど、放課後は憧れのトニー・スタークにもらった特製スーツを着込んで、日々ご町内を見回っている。早くアベンジャーズの一員になるのが夢のピーターは、到底かないそうもない悪の大物との闘いにたった一人で挑もうとする。
これまで5作作られたスパイダーマンのシリーズですが、15歳の高校生として若返りました。新しいキャストはトム・ホランド。1996年生まれなのでほんとは20代ですが、童顔のおかげで高校生役もはまっています。スマトラ沖の津波を扱った2012年の映画『インポッシブル』で、ナオミ・ワッツとユアン・マクレガー夫婦の長男ルーカス役。母親をさせながら家族を探す健気なところを見せていました。スパイダーマンとしてのデビューは本作でなく、スーパーヒーロー集団が二分する『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』(2016)で少しだけ顔を見せたので、そちらになります。若くて考えが足りないところが垣間見えるもので、観ていて保護者の気分でハラハラします。
マーベル・シネマティック・ユニバースに参入したので、アベンジャーズたちと共演できるんだそうですが、今回の敵役はなんとマイケル・キートンです。バットマンだったのはよくご存じでしょう。いや〜豪華共演!!
そんな大作を率いる監督に抜擢されたのは『COP CAR コップ・カー』がヒットしたジョン・ワッツ。自主映画から始めた人のようですが、予算も桁違いに大きい大作を任されてどうだったのか、知りたいものです。こういう映画はぜひ大画面の劇場で。(白)
2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/133分
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
http://www.spiderman-movie.jp/
(C)Marvel Studios 2017. (C)2017 CTMG. All Rights Reserved.
★2017年8月11日(金)よりロードショー
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