監督:チャド・スタエルスキ
脚本:デレク・コルスタッド
撮影:ダン・ローストセン
音楽:タイラー・ベイツ、ジョエル・J・リチャード
出演:キアヌ・リーブス(ジョン・ウィック)、リッカルド・スカマルチョ(サンティーノ・ダントニオ)、ルビー・ローズ(アレス)、ジョン・レグイザモ(オーレリオ)、コモン(カシアン)、ピーター・ストーメア(アブラム)、イアン・マクシェーン(ウィンストン)、ローレンス・フィッシュバーン(キング)
ロシアン・マフィアとの闘いを終え、平穏な日々を取り戻したジョン・ウィック。しかし裏社会を出るときに交わした血の契約のため、イタリアン・マフィアのサンティ―ノから実の姉を暗殺してくれと頼まれる。ジョンは依頼を一蹴、その腹いせにサンティーノはジョンの家にバズーカ砲を撃ち込んだ。辛くも愛犬と逃げ出すことはできたが、愛妻との思い出の家はすっかり破壊されてしまった。ジョンはまたもや復讐に立ち上がる。
キアヌの切れっぷりが凄かった2014年の『ジョン・ウィック』第2弾。大ヒットを受けて今回は製作費が大幅アップしたに違いない!出演者も多ければアクションも前回よりさらにパワーアップ。「ガン(銃)・フー」に加えて「カー(車)・フー」に「ナイ・フー」(ナイフ)と宣伝さんものりのりです。いったいどこまで行くのでしょう。世界中の殺し屋が集う(?)ホテルの設定がとても面白いです。武器の調達から後始末までコンシェルジュが承ります。
ジョン・ウィックにかけられた懸賞金目当ての殺し屋役に、あちこちで顔を観る俳優さんが大挙して出演。我こそは、とばかりにあの手この手で襲ってきます。やらなければ殺(や)られるので、前作に増してキアヌは大暴れ。死傷者も5割増しの感じです。スカッとしたい日にぜひどうぞ。(白)
2017年/アメリカ/カラー/シネスコ/122分/R15+
配給:ポニーキャニオン
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http://johnwick.jp/
★2017年7月7日(金)より公開中