2017年06月24日

いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)

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監督:深川栄洋
原作:芦村朋子
脚本:山本むつみ
撮影:石井浩一
音楽:平井真美子
主題歌:高畑充希「何日君再来」
出演:尾野真千子(芦村朋子)、向井理(芦村吾郎)、岸本加世子(芦村真美/現代)、駿河太郎(高杉幹夫)、イッセー尾形(芦村忠)、成田偉心(芦村理)、野際陽子(芦村朋子/現代)

昭和15年。3年文通を続けていた芦村吾郎と初めて会った朋子は、南京に戻る予定だという吾郎に「共に生きたい」という思いがわきあがる。結婚して子供を授かるも戦争は激化。上海で終戦を迎えた二人は、幼い子供たちを連れてようやく日本に引き揚げてきた。身を寄せた朋子の実家で、父に罵倒され慣れない農作業に苦労する吾郎に、朋子は実家を出て自分たちだけで暮らそうという。落ち着いた暮らしを求めて一家は茨城、福島、大阪へと移り住んでいく。まっすぐで誠実な吾郎をたびたび不運が襲うが、2男1女に恵まれ、朋子は弱音を吐かず明るく支えていく。

俳優の向井理さんが大学生のころ祖母の芦村朋子さんの手記をまとめ、家族や親せきと自費出版。7年かけて映画化にこぎつけたもの。手記には戦前の祖父母の出会いから終戦後の厳しい生活、夫を失って女手一つで三人の子を育てあげるまでが書かれていました。それはそのまま多くの日本人たちの暮らしや思いと重なります。街の風景やこまごました家の作り、調度品や衣服、子どもたちの遊ぶようすを懐かしく思い出す人も多いはずです。いかにも昭和の顔立ちの子どもをよく探し出されたこと!
向井さんが若き日の実直な祖父・吾郎を、いつも笑顔だった祖母・朋子を尾野真千子さんが演じています。つい先ごろ亡くなられた野際陽子さんが現代の朋子さん役で出演しています。タイトルの「何日君再来」は吾郎と朋子の思い出の歌で、上海で大ヒットし日本でも多くの歌手に歌われました。私にはテレサ・テンの歌ですが、この映画のエンドロールでは高畑充希さんが澄んだ歌声を聞かせてくれています。(白)


2017年/日本/カラー/ビスタ/115分
配給:ショウゲート
(C)2017「いつまた、君と 〜何日君再来〜」製作委員会
http://itsukimi.jp/
★2017年6月24日(土)より、TOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー
posted by shiraishi at 15:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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