2017年05月28日

おじいちゃんはデブゴン(原題:我的特工爺爺 The Bodyguard)

<サモ・ハンis BACK!>! 
第1弾『おじいちゃんはデブゴン』
サモ・ハンが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲』(97)以来、20年ぶりにメガホンを取り、自ら主演、アクション監督を兼ねて贈る!

5月27日(土)より、新宿武蔵野館、シネマート心斎橋ほか全国順次ロードショー!
【日本版ポスター(WEB用)】おじいちゃんはデブゴン_R.jpg
(c)2016 Irresistible Alpha Limited,Edko Films Limited,Focus Films
Limited,Good Friends Entertainment Sdn Bhd. All Rights Reserved.

監督・アクション監督 サモ・ハン
脚本 チアン・チュン 
製作 アンディ・ラウ、ビル・コン、チャイ・プイワー、アイヴィー・ホー、ラウ・イートン
撮影 アルディ・ラム 
美術 ピーター・ウォン 
編集 クワン・チーリョン 
音楽 アラン・ウォン ジャネット・ユン 
主題歌:アンディ・ラウ
<CAST> サモ・ハン(ディン)、ジャクリーン・チャン(チュンファ)、アンディ・ラウ(レイ・ジンガウ)、フォン・ジャーイー(チョイ)、リー・チンチン(ポク)、チャウ・ユーチェン(ポクの息子)、ジェームズ・リー・ガイ(セルゲイ)
<ゲスト出演> ユン・ピョウ、ユン・ワー、ユン・チウ、ツイ・ハーク、ディーン・セキ、カール・マッカ フー・ジュン、ウィリアム・フォン、エディ・ポン

ストーリー
かつて人民解放軍の中央警衛局で要人警護にあたっていた拳法の達人ディンは、退役後、北京からロシア国境に近い中国最北東部にある故郷の村綏鎮市に移り住み独り暮らしをしている。66歳になるディンは最近物忘れが激しくなって、医師には認知症の初期症状と診断されていた。
ディンが心を許すのは隣家に住む少女チュンファだけ。彼女の父レイ・ジンガウは定職に付かず、ギャンブルばかりして中国マフィアに多額の借金をして、母は家を出てしまっていた。チュンファは父と喧嘩をするたびに、ディンの家に逃げて来ていた。
中国マフィアのボス、チョイはジンガウに、借金返済を待つ代わりにウラジオストクへ行ってロシアン・マフィアの宝石を奪うという危険な任務を強要する。弱みを握られているジンガウはロシアまで行った挙句、受け取った宝石を持ち逃げしてしまう。マフィアはチュンファを誘拐して、ジンガウをおびき出そうとするが、その計画を無敵のカンフー技で阻止したのはディンだった。一度は撃退したもののチュンファの行方がわからなくなってしまった。ディンはチュンファを救うために一人マフィアに立ち向かう。
サブ1_R.jpg サブ2_R.jpg
(c)2016 Irresistible Alpha Limited,Edko Films Limited,Focus Films
Limited,Good Friends Entertainment Sdn Bhd. All Rights Reserved.
1961年の映画デビューから56年。香港映画界で俳優、武術指導、監督、プロデューサーとして様々なヒット作に関わってきた香港映画界のレジェンド、サモ・ハン。日本では“デブゴン”の愛称で知られ、たくさんのシリーズも作られ、今も根強い人気を誇る。今回、サモ・ハンが演じるのは認知症気味の退役軍人。隠居生活を送っていた彼は、中国マフィアとロシアン・マフィアの抗争に巻き込まれた隣人の父娘を救うため、封印していた無敵の必殺拳を駆使して悪を退治する。そして、格闘アクションだけでなく、幼い少女とのふれあいが爽やか。
主人公と心を通わせる幼い少女チュンファに『レクイエム-最期の銃弾-』『ファイヤー・ストーム』などの香港映画界きっての天才子役ジャクリーン・チャン、そ父レイ・ジンガウには本作のプロデューサーも兼ね、主題歌「原諒我」も歌っているスーパースター、アンディ・ラウ。父を狙う中国マフィアのボス、チョイに『控制/コントロール』『ライ・ズ・オブレジェンド 炎虎乱舞』のフォン・ジャーイー。ディンに好意を寄せる家主のポクに『グレートウォール』『わが家の犬は世界一』などのベテラン女優リー・チンチン。その息子で警察の副隊長には「遊剣江湖」など中国のTVドラマで人気のチュー・ユーチェン。サモ・ハンの旧友たち、ユン・ピョウ、ユン・ワー、ユン・チウ、ツイ・ハーク、ディーン・セキ、カール・マッカもちょこっと出演。またフー・ジュン、ウィリアム・フォン、エディ・ポンなどサモ・ハンとの関係が深い香港・中国・台湾映画界の豪華な顔ぶれが次々とゲスト出演します。

サモ・ハン20年ぶりの監督で主演です。4月初めに『SPL/狼よ静かに死ね』以来11年ぶりの来日、舞台挨拶を行いました。11年前の来日時にドニー・イェン、ウー・ジンと3人の会見の取材に行きました。2人はまだ若くて、御大サモ・ハンのオーラをびしびし感じました。大きな身体にかかわらず、身軽で切れのいアクションで魅了してきた人です。ますます貫禄がつきましたが、本作ではアクション監督も兼任、元警護役らしいアクションを心掛けたそうです。足腰がちょっと心配でしたが、手技・関節技を多用、スピードとカット割りで力強いシーンを作っていました。ラストバトルも凄いです!もともとの設定では家族や人情に重きをおいたドラマであまりアクションはなかったそうですが、サモ・ハンが出るのにそんなわけにはいきません。プロデューサーにも名を連ねているアンディ・ラウが可愛いチュンファのダメ父役で、マフィアに追われるという珍しい役。主題歌も歌っています。
サモ・ハン作品は劇場で『プロジェクトA』(1983)を観たのが始まりですが、その後ビデオを探して『鬼打鬼』(1980)まで遡ったのでした。今回サモ・ハンの旧友たち、香港映画ファンには懐かしい方々の顔を見つけるたびに「おお!」と喜んでしまいました。年は重ねても元気な皆さんにスクリーンで再会できたのが嬉しいです。次の作品の計画もあるそうで楽しみ〜。(白)

サモ・ハンのあの巨体から電光石火のごとくアクションが繰り出される。とても信じられないくらいきれのいい動き。なぜ、そんなことができるのか、自分の身体の変化を考えると(すごく太って、すばやい動きはすでにできずの状態)、どうなってるの?と思ってしまう。壮絶な最後のシーンは目を背けたくもなるけど、最後にほっとした。少女が出てくることで心和む。それにしても豪華な出演メンバー。
公開2日目に観にいったアンディファンの友人たちも、サモ・ハンのアクションを興奮気味に話していた。朝いちの回が満員だったそう。(暁)


【公式HP】 sammohungisback.com
<2016年/中国・香港/99分/広東語/R15+/カラー/シネマスコープ/>
字幕翻訳:神部明世 
配給:ツイン

サモ・ハン11年ぶりに来日し舞台挨拶に
シネマジャーナル記事 <サモ・ハンis BACK!>
桜咲く東京にサモ・ハンがやってきました!
〜先行特別上映会 舞台挨拶報告〜
http://www.cinemajournal.net/special/2017/sammohung/index.html
posted by akemi at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・香港 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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