2017年04月02日

リトル京太の冒険

kyouta.jpg

監督・脚本・編集:大川五月
撮影:千葉史朗
出演:土屋楓(京太)、清水美沙(絹子)、アンドリュー・ドゥ(ティム先生)、木村心結(詩織)、眞島秀和(篤史)、ステファニー・トゥワイフォード・ボールドウィン(モリー)

小学生の京太は母の絹子と二人暮らし。大事なアイテムは蛍光色の防災頭巾。震災以来手放せなくなって毎日かぶっている。もう誰もかぶろうとしないのが不思議だ。よれよれになった英単語帳は英語のティム先生と話したくていつも持ち歩き、気になった単語はすぐに書きとめている。ティム先生は震災のときに故郷に帰ってしまったけれど、また桐生に戻ってきてくれて京太は大喜び。

大川監督は2012年に桐生市の要請で短編『京太の放課後』を製作しました。好評を得て続編『京太のおつかい』も誕生、本作は初めての長編になります。小さかった京太や詩織が作品の中で大きくなっていて、5年の歳月が目に見えます。桐生市・みどり市でオールロケ、山や街並みの背景が美しく、住まいも登場人物が今もそこにいるような感じがします。子役には脚本を渡さずに自然な反応をとらえたそうで、お芝居くさいところが全くありません。京太が知る限りの英単語でティム先生と会話するシーンに、思わず頬がゆるみます。話したい気持ちがあれば通じるものなんだよね〜。
京太が「safe(安全)」のよりどころにしている防災頭巾、当時は誰もが真剣だったはず。時間が経ったからといって忘れてしまっていいのか、と自問自答しました。(白)


2016年/日本/カラー/82分
配給:日本出版販売
(C)2016 Little Neon Films
http://www.littleneonfilms.com/littlekyota

★2017年4月1日(土)よりシアターイメージフォーラムにて公開
posted by shiraishi at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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