2017年02月11日

抗い ARAGAI 記録作家 林えいだい

シアター・イメージフォーラムで 2017年2月11日よりモーニングショー公開

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監督 西嶋真司  撮影 青木周作
プロデューサー 川井田博幸、倉富清文
協力プロデューサー増永研一
出演 林えいだい、神崎あづさ、倉地ミツ子、河野孝弘、花道柳太郎
朗読 田中泯

チラシPDF
http://aragai-info.net/chirashi/fl1021.pdf

林えいだいは、何故「民」に目を向け書き続け、抗い続けるのか

福岡県筑豊の旧産炭地には、今もアリラン峠と呼ばれる場所がある。 そこは、かつて 日本に徴用された朝鮮人たちが炭鉱に向かう時に歩いた道。でもその地名は地図にはない。
福岡県・筑豊を拠点に、朝鮮人強制連行や霧社事件、特攻隊、カネミ油症や八幡製鉄などの公害問題など、戦争や歴史に翻弄された人々をテーマに取材してきた記録作家・林えいだい83才。悪性のがんに侵され、放射線や抗がん剤治療を続けながらも現場に足を運び、史実を追い求め続けている姿を追ったドキュメンタリー。
1933年、福岡県で生まれた林えいだいは、早稲田大学中退後故郷に帰り、炭鉱夫を経て香原町役場に勤務。町史の編さんにあたる。その後、北九州市で青年労働者の教育を依頼されたのをきっかけに北九州市役所に勤めながら公害教育を担当。しかし、八幡製鉄の問題を取り上げたため異動が繰り返されたため、37才の時に退職、フリーの記録作家になった。
林が記録作家になった背景には、反戦思想を貫き警察の拷問を受けて命を落とした父親の存在があった。神主だった父・寅治は、民族差別に耐えかねて炭鉱から脱走した朝鮮人鉱夫たちをかくまり、「国賊」「非国民」とされ、特高の拷問が原因で死去。その体験が原点になっている。戦時下、国家権力に抗い、志半ばで死んでいった父の無念。国家によって肉親を奪われた子供の頃の記憶が虐げられた人々への救済と鎮魂の思いへと駆り立てる。徹底した聞き取り取材で、見捨てられ虐げられた人々の記憶をたどる。
現在は、国の命運をかけた重爆特攻機“さくら弾機”に放火したという罪が着せられて日本軍に銃殺された朝鮮半島出身の兵士について、この青年が朝鮮人であるが故に無実の罪を着せられたのではないかと疑問を抱き、真相に迫ろうと癌と闘いながらも取材を続けている。しかし、重い癌に侵された指は抗がん剤の副作用でペンを持つのもままならず、セロテープでペンを指に巻き付けながら懸命に取材記録をまとめている。そして、権力に棄てられた民、忘れられた民の姿を記録していくことが自分の使命と語る。現在は、膨大な資料が積まれた私設図書館「ありらん文庫」に愛犬の武蔵とともに暮らしている。

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画面に映し出される林えいだいさんの姿や、書かれたものから、真実を調べ記録し、明らかにして残さなくてはならないという執念が強く伝わってくる。「強制連行などなかった」「南京虐殺はなかった」などという人たちは、林えいだいさんが丹念に調べた本をぜひ読んでほしいと思う。そして、マスコミが、もっとその事実を伝えていかなければ「歴史が権力者によって都合良く作り変えられる」時代が来てしまうという危機感を持って、この作品を観た。また戦争がくりかえされないように、今、戦争の時代を生きた人たちの記録を残しておかなければと思う。(暁)

配給 潟Oループ現代
2016年/カラー/100分/ドキュメンタリー/日本語
『抗い ARAGAI 記録作家 林えいだい』公式HP
http://aragai-info.net/

●前売りチケット販売 情報
• シアター・イメージフォーラム窓口
〒150-0002 東京都渋谷区 渋谷2丁目10番地2号/TEL:03-5766-0114
http://www.imageforum.co.jp/theatre/
• メイジャー オンライン 
https://www.major-j.com/info.php?f=aragaiM20170114007
• パイオニア映画 シネマデスク http://www.pioniwa.com/
• チケットポート(渋谷店、池袋店、銀座店、新宿店、吉祥寺店) 
全店共通お問い合わせ番号 03-5561-7714(平日10:00〜18:00)
• SHIBUYA TSUTAYA
http://store-tsutaya.tsite.jp/storelocator/detail/2312.html
Tel. 03-5459-2000
• 神保町 シネマガイド ユーラン社
http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_6/0/0/00371
Tel. 03-3291-1833

●これからの公開情報
・福岡 KBCシネマ 2017年3月4日、5日
ホームページ http://www.h6.dion.ne.jp/~kbccine/

・名古屋シネマスコーレ 2017年2月25日〜3月10日
ホームページ http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htm

・大阪 第七藝術劇場 3月25日〜4月14日
ホームページ http://www.nanagei.com/

●問い合わせ
株式会社グループ現代 上映部
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-3-15 大橋御苑ビル7F
TEL:03-3341-2863(代表) FAX:03-3341-2874
e-mail: gg@aragai-info.net
posted by akemi at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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