2017年01月29日
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(原題:Miss Peregrine's Home for Peculiar Children)
監督:ティム・バートン
原作:ランサム・リグズ「ハヤブサが守る家」
脚本:ジェーン・ゴールドマン
撮影:ブリュノ・デルボネル
出演:エヴァ・グリーン(ミス・ペレグリン)、エイサ・バターフィールド(ジェイク)、サミュエル・L・ジャクソン(バロン)、エラ・パーネル(エマ)、ジュディ・デンチ(ミス・アヴォセット)、クリス・オダウド(父フランク)、テレンス・スタンプ(祖父エイブ)、ルパート・エベレット(鳥類学者)
ジェイクは周囲になじめず孤独に過ごしている少年。ただ一人祖父だけがジェイクを理解してくれていた。しかしその祖父が突然亡くなってしまった。遺言により小さな島を訪れたジェイクは、不思議な少女エマに導かれて、古めかしい屋敷にたどり着く。そこには奇妙な子どもたちと彼らを保護するミス・ペレグリンが住んでいた。特殊な能力を持っているために、ふつうの世界に居場所がない子どもたちとジェイクは楽しい時間を過ごしていく。その間にも彼らを狙う邪悪な力が刻々と近づいていた。
ティム・バートン監督にぴったりの不思議世界の物語。人とうまく交流できないジェイクが見つけた居場所は奇妙な子どもたちが住む家。それぞれが持つ能力が紹介されていきますが、これはやっぱり隔絶されたところでないと辛いだろう、と物悲しくも納得。彼らがそれぞれの能力を駆使して、強大な敵と戦うのですが、ジェイク自身の能力が何かは、なかなか明らかになりません。自分だったら何がいいかな、と想像しながらご覧ください。ジェイク役のエイサ・バターフィールドは『僕と世界の方程式』も公開されたばかり。
一度手に取ってみた原作の単行本は400p以上。持ち歩くには不便で棚に戻してしまいましたが、今は映画と同名の文庫版が上下2巻組で潮出版社から発売されています。これなら持って歩いても重くありません。(白)
2016年/アメリカ/カラー/ビスタ/127分
配給:20世紀フォックス映画
(C)2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.
http://www.foxmovies-jp.com/staypeculiar/
★2017年2月3日(金)よりロードショー
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