2017年01月21日

僕と世界の方程式  原題:X+Y  

bokuto sekai hooteisiki.jpg

監督:モーガン・マシューズ
出演:エイサ・バターフィールド(『ヒューゴの不思議な発明』)、サリー・ホーキンス、レイフ・スポール、エディ・マーサン

ネイサンは、人とのコミュニケーションは苦手だけど、数学は大得意の少年。大好きだった父親が事故で突然亡くなり、ますます周囲に心を閉ざしてしまう。母親ジュリーは、普通の学校生活に適応できない息子のために、数学の個人教師を探す。学校から紹介してもらった高校教師のマーティンは、ネイサンに可能性を感じて、全力で数学を教える。やがて、ネイサンは数学オリンピックのイギリス代表に選ばれ、台北でのトレーニング合宿に参加する。そこでネイサンは中国チームの聡明で美しい少女チャン・メイとパートナーを組むことになる・・・

心を閉ざして、数学にしか興味のなかった少年が、だんだん心を開いていく様が生き生きと描かれていて爽やかな作品。中国の美少女を演じたジョー・ヤンがとてもキュート。北京電影学院を卒業した中国系イギリス女優。

ネイサンは自閉症スペクトラムと診断されているのですが、1月21日公開の『ザ・コンサルタント』の主人公クリスチャン・ウルフも、自閉症スペクトラムで、やたら数字に強い人物でした。他者との係わりが苦手な反面、集中力が凄いのですね。
ネイサンの個人教師を務めた教師マーティンは、かつて数学オリンピックにも挑戦したこともあるけれど、多発性硬化症のため、すべてを諦めていた人物。教えることで、生き甲斐を見つけます。
人は一人では生きていけないことを強く感じさせてくれます。

ところで、ネイサンが挑戦する数学オリンピックの本番の会場は、イギリスのケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ。到着した時に、ここは偉大な数学者の数々が学んだところと、名前が挙がる中に、ラマヌジャンの名前が。 『奇蹟がくれた数式』 (2016年、イギリス/マシュー・ブラウン監督)で、その人生が描かれた1920年、32歳の若さでこの世を去ったインドの天才数学者です。私は映画で初めてラマヌジャンの名前を知ったのですが、インドだけでなく、数学の世界では名を轟かせている人物であることを実感しました。(咲)


☆イギリスでは『X+Y』、アメリカでは『A Briliant Young Mind』のタイトルで公開されました。

2014年/イギリス/111分/カラー/シネマスコープ
後援:ブリティッシュ・カウンシル
製作:BBC Films
配給:レスペ
公式サイト:http://bokutosekai.com
★2017年1月28日(土)、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次ロードショー
posted by sakiko at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | イギリス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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