2017年01月15日

惑う After the Rain

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監督:林弘樹
脚本:栗山宗大
撮影:高間賢治
音楽:宮本貴奈
衣裳:黒澤和子
主題曲:手嶌葵「家族の風景」
出演:佐藤仁美(石川いずみ)、中西美帆(石川かえで)、小市慢太郎(石川誠志郎)、宮崎美子(石川イト)、斎藤洋介(石川本家・楽寿亭若旦那)

三島の信用金庫に勤めるいずみは早くに父・誠志郎を亡くし、長女の自分が家を守ると気を張って生きてきた。母・イトは洋裁や和裁の腕を生かし女手ひとつで、いずみと妹のかえでを育てあげた。活動的なかえでは東京に出てファッション誌の仕事についている。
イトといずみが住んでいるのは、料亭・楽寿亭の離れ。誠志郎は石川の分家が起こした私塾の生徒だったが、学才を見込まれて分家の養子となった。そのころ本家が営む料亭の仲居だったイトとある出会いをきっかけに結婚したのだった。
明日挙式を控えて家での最後の夜を迎えたいずみは、母から「二人の娘をこの家から嫁がせること」が父の夢だったと打ち明けられる。
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大正時代の子どもの誠志郎、昭和に入ってからの誠志郎とイト、いずみとかえでが加わって4人になった石川家。楽寿亭の離れで暮らした一つの家族の生き方を丁寧に描いています。いずみと私はほぼ同年代のようで、イトが掃除や食事作りをしたり、家族が丸いちゃぶ台を囲むようすがとりわけ懐かしいです。今少なくなりつつある、障子や襖、装飾のある欄間などの日本家屋のたたずまいが素敵です。その中で育まれる家族のつながり、互いへの思いやりなど、目には見えないものも含めて「日本のいいもの、美しいもの」がたくさん詰まっている作品でした。
林弘樹監督にお話を伺いましたので、シネジャHP特別記事にアップいたしました。(白)


2016年/日本/カラー/シネスコ/125分
配給:アルゴ・ピクチャーズ
(C)2016 みしまびとプロジェクト/ものがたり法人 FireWorks
http://madou.jp/
★2017年1月21日(土)有楽町スバル座ほか全国順次公開
posted by shiraishi at 17:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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