2017年01月07日
ホワイト・バレット(原題:三人行 Three)
監督:ジョニー・トー
脚本:ヤウ・ナイホイ
撮影:チェン・シュウキョン
音楽:ザビエル・ジャモー、ロー・タイユー
出演:ルイス・クー(チャン)、ビッキー・チャオ(トン)、ウォレス・チョン(シュン)、エディ・チョン(フォク)、ロー・ホイパン(チョン)
救急病院に銃創で運ばれていたのは、凶悪な強盗団のメンバーのシュン。銃撃戦の末逮捕したチャン警部ら多くの警察官が、シュンを見張りながら強盗団一味の情報を聞き出そうとしていた。女医のトンはすぐに銃弾の摘出手術をというが、シュンは暴れて手術を拒否。なんとか仲間へ連絡をつけようと画策する。チャン警部はわずかな手がかりから一味に迫ろうとする。
香港で一番稼ぐスター、ルイス・クーの映画公開が続きました。前は犯罪もの、アクションものの俳優としてイメージが強かったルイス・クーですが、コメディやホームドラマなどいろいろな役柄にもしっくりはまるようになっています。東京国際映画祭で『シェッドスキン・パパ』で来日したのが嬉しかったです。
共演は初監督作『So Young 〜過ぎ去りし青春に捧ぐ〜』が好評だった人気女優のビッキー・チャオ。中国で大人気だったテレビドラマ「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」(1997)からもう20年になるとは驚いてしまいます。犯人役のウォレス・チョンは香港で歌手として活躍していたのを覚えていますが、これも20年前とは、もうびっくり。ずっとテレビドラマ、映画にと活動しています。
そんな三人が、警部、女医、犯人として織りなすサスペンスアクション。ジョニー・トー監督らしい怒涛のラストシーンを、瞬きしないで観てくださいね。(白)
2016年/香港・中国合作/カラー/シネスコ/88分
配給:ハーク
(C)2016 Media Asia Film International Limited All Rights Reserved
予告編はこちら
★2017年1月7日(土)新宿武蔵野館ほか全国で順次公開
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