2016年11月27日

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(原題:Freeheld)

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監督:ピーター・ソレット
原作:シンシア・ウェイド
脚本:ロン・ナイスワーナー
撮影:マリス・アルベルチ
音楽:ハンス・ジマー、ジョニー・マー
出演:ジュリアン・ムーア(ローレル)、エレン・ペイジ(スペイシー)、マイケル・シャノン(デーン)、スティーブ・カレル(スティーブン)

ニュージャージー州オーシャン郡。20年以上過酷な仕事に打ち込んできた刑事ローレルは、同僚からの信頼も厚い。しかし自分がレズビアンであることは隠してきた。年下で自動車修理工をしているステイシーと出会い、二人は郊外に家を買いささやかだが幸せに暮らしていた。しかしローレルにがんが見つかり、余命半年と宣告される。最愛のパートナーのステイシーに遺族年金を残し、家を相続させたいと思ったローレルだったが、法の壁に阻まれる。また保険での医療補助も残り少なくなっていく。残された時間の中で二人は新しく道を切り開くために戦い続けることを選ぶ。

この映画のもととなった『Freeheld』(2007)は、第17回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でアジア初上映されました。第80回アカデミー賞で短編ドキュメンタリー映画賞を受賞しています。
同性愛者への差別が根強くあったときにカミングアウトし、異性のパートナーに認められる権利を同性のパートナーにも、と戦いました。勇気ある行動と彼女たちの強い絆が回りの人々を動かしていく様子が描かれています。ジュリアン・ムーア、エレン・ペイジ主演二人の熱演に加えて、ローレルにかなわない思いを抱きながらも応援し続けるデーン役のマイケル・シャノンと、賑やかなスティーブ・カレルが映画にいい味を加えていました。
ステイシー役で、制作にも名を連ねているエレン・ペイジは2014年に自らカミングアウトし、LGBTの若者たちの人権擁護を進めるイベントでスピーチをしました。エンドロールにモデルとなった二人の写真が登場し、短いながらも幸せであった二人の日々が想像できます。(白)


2015年/アメリカ/カラー/ビスタ/103分
配給:松竹
(C)2015 Freeheld Movie, LLC. All Rights Reserved
★2016年11月26日(土)より、新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他全国順次ロードショー


posted by shiraishi at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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