2016年11月13日

オケ老人!

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監督・脚本:細川徹
原作:荒木源「オケ老人!」(小学館文庫)
撮影:芦澤明子
音楽:渡邊崇
出演:杏(小山千鶴)、黒島結菜(野々村和香)、坂口健太郎(坂下くん)、左とん平(及川さん/クラさん)、小松政夫(花田富雄/トミー)、藤田弓子(花田昌江/マーサ)、石倉三郎(戸山/棟梁)、茅島成美(清水真弓/真弓センセイ)、喜多道枝(宮崎しま子)、森下能幸(竹岡亮吉/ラパウルさん)、萩原利(大沢コーイチ)、フィリップ・エマール(フィリップ・ロバール)、飛永翼(通訳・アリノ)、光石研(大沢義郎/梅フィル・コンマス)、笹野高史(野々村秀太郎)

梅が丘高校に赴任してきた教師の小山千鶴は、地元のアマチュア・オーケストラ“梅が岡フィルハーモニー”(梅フィル)の入団しようと決意する。かねてからの夢だった「オーケストラに入ってバイオリンを演奏する」を叶える…つもりだったが、電話をするとあっさりと許可され、どうも様子がおかしい。さっそく出かけてみると老人ばかりの“梅が岡交響楽団”(梅響)だった。今更間違いだったとも言えず、しぶしぶ仲間入りすることになったが、音楽への愛とは裏腹にお粗末すぎる演奏に頭が痛くなる。しかしコンマスの野々村が心臓の持病で倒れたため、急きょ指揮棒をふるはめになってしまった。

元気で明るい杏さんが、“オケ老人”の仲間入り。たくさんの老メンバーの生態が自分や周りを思い出させて「いるいる、あるある」と苦笑・爆笑です。荒木源さんの原作も読みましたが、身近のお年よりをずっと観察したにちがいない!個性派老人たちをまとめあげていく千鶴の苦労をいやすのは、年下の坂下くんの笑顔と千鶴に向ける尊敬のまなざし。坂口健太郎さんが「いい人全開」です。エリート集団の梅フィルとの因縁が物語の大事な要素になっており、光石研さんが鼻持ちならないコンマスを演じてこちらは「憎らしさ全開」。ベテランの俳優さんたちの年季の入った滋味ある演技と名曲の数々、ラストへ向けての盛り上がりを劇場でおおいにお楽しみください。(白)

2016年/日本/カラー/ビスタ/119分
配給:ファントム・フィルム
(C)2016荒木源・小学館/「オケ老人!」製作委員会
http://oke-rojin.com/
★2016年11月11日(金)よりロードショー
posted by shiraishi at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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