2016年11月13日

湾生回家(原題:湾生回家/WANSEI BACK HOME) 湾生回家(原題:湾生回家/WANSEI BACK HOME)

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監督:ホァン・ミンチェン(黄銘正)
製作:ホァン・ジェンヨウ(范健祐)、内藤諭
出演:冨永勝、家倉多恵子、清水一也、松本洽盛、中村信子、片山清子

“湾生”とは、戦前日本統治下であった台湾で生まれ育った約20万人の日本人をさす言葉。1895年から1945年の終戦までの50年間、台湾には日本の公務員や企業に駐在員、農民たちも数多く渡っていた。敗戦後、中華民国政府の方針により、彼らのほとんどが日本本土に強制送還された。故郷を追われた彼らは、望郷の念を抱き続け幾度となく台湾へと旅をする。自分のルーツをたどり、幼馴染を見つけ、無情な時の流れに涙する。

本作は、台湾に生まれ育ちながら未知の祖国・日本に戻らねばならなかった湾生の人々を訪ねるドキュメンタリーです。40名近くの湾生たちに取材し、そのうち6名を中心に故郷・台湾によせる望郷の想いをまとめました。台湾での公開時には口コミで広がり、ドキュメンタリーとしては例のない11週上映、3200台湾ドル(約1億400万円)という興行成績をあげました。高齢にになられた湾生たちが、親を慕うように台湾を愛し続ける姿に胸が締めつけられました。時代に翻弄されるとはまさにこのことです。同時に彼らを迎え、受け入れる台湾の人々の温かさが嬉しいです。子どもの頃母親から他家に預けられたため、台湾にとどまった片山清子さん。病床にいる彼女の代わりに、娘や孫たちが清子さんの母親の足跡をたどる旅も心に響きました。大阪アジアン映画祭で観客賞を受賞。(白)

湾生回家 監督&出演者たち_R.JPG
監督&出演者たち(2016 大阪アジアン映画祭にて)




★ホァン・ミンチェン監督緊急来日! 岩波ホールで舞台挨拶が行われます。
12月2日(金)16時の回上映終了後
12月2日(金)19時の回上映前
12月3日(土)11時の回上映終了後


2015年/台湾/カラー/DCP/111分
配給:太秦
(C)田澤文化有限公司
http://www.wansei.com/
★2016年11月12日(土)より岩波ホールにてロードショー
posted by shiraishi at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 台湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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