2016年10月30日

ぼくのおじさん

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監督:山下敦弘
原作:北杜夫
脚本:春山ユキオ(須藤泰司)
音楽:きだしゅんすけ
出演:松田龍平(おじさん)、真木よう子(稲葉エリー)、大西利空(春山雪男)、寺島しのぶ(春山節子)、宮藤官九郎(春山定男)、戸次重幸(青木伸介)

小学4年生のぼく・春山雪男の宿題は「自分のまわりにいる大人について」というテーマの作文。居候の「おじさん」の観察日記を書いて先生に提出したら、コンクールに送られることになった。おじさんはお父さんの弟で、大学の哲学の臨時講師だ。いつも万年床でまんがばかり読んでいるし、宿題もみてくれないのに雪男をこきつかう困った大人だ。
おじさんはいやいや出かけた見合いの相手に一目ぼれしたらしい。その相手のエリーさんはハワイの日系4世で、おばあちゃんの遺したコーヒー農園の後を継ぐためにハワイに戻ってしまった。おじさんはハワイに行くために俄然張り切り出すのだか、方向がどこか間違っている。

芥川賞作家、北杜夫(きたもりお/1927〜2011)原作。多岐にわたる小説、エッセイなど多くの著作を残されています。このおじさんはほぼご本人像のようで、実際に兄(精神科医・斎藤茂太)の家に居候していたときのことを元に、ユーモアたっぷりに描いています。
したまちコメディ映画祭で上映された際に企画・脚本の須藤泰司さん、松田龍平さん、大西利空(おおにしりく)君が舞台挨拶に登場しました。松田龍平さんはつかみどころのない役が似合いますが、この甥っ子をパシリやダシに使う“大人こども”のようなおじさんもなかなかはまっています。全国を放浪してはマドンナに恋心を抱く寅さんに近い匂いもするので、おじさんが独り立ちするまでのシリーズになってほしいものです。(白)


2016年/日本/カラー/シネスコ/110分
配給:東映
(C)1972北杜夫/新潮社 (C)2016「ぼくのおじさん」製作委員会
http://www.bokuno-ojisan.jp/
★2016年11月3日(祝・金)より公開
posted by shiraishi at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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