2016年09月11日

ハイヒール革命

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監督:古波津陽
脚本:福島敏朗 
主題歌:ミヤモリ「Everything」(IVY Records)

出演:真境名ナツキ、濱田龍臣、秋月三佳、小宮有紗、藤田朋子、西尾まり

真境名(まじきな)ナツキ、29歳。(本名:真境名 薫)
男の子として生まれたけれど、どうもしっくりしないと感じたのは、思えば小学校に入学する際に黒いランドセルをプレゼントされた時。ピンクの可愛らしいランドセルが欲しかった。中学生になり、女子の制服を着たいと言っても先生に理解してもらえない。ようやく、母の後押しもあって、校長先生が“性同一性障害”であることを理解し、中学3年生から晴れて女子の制服で通学することになる。
中学卒業後に通った定時制高校では、様々な年齢、職業、背景を背負った生徒たちがいて、薫は特別に奇異な存在ではなくなった。先生も「どう見てもあなたは女子」と認めてくれて、女子バレー部キャプテンとして活躍する。
初めて女子と認められた薫の世界は、そこから変わり始めた・・・・

名前もナツキと変え、やっと自分らしく生きることができるようになった薫。本人の努力もたいしたものだが、なんといっても、お母さんが凄い! 水泳の授業で水着になるのが恥ずかしくて、水着を持参しない薫に、持ってくるようきつく指導する先生に、「なぜ、持参したくないのか聞いてほしい」と進言する。一方で、我が子には、「頑張れ! 闘え! 負けるな!」と励ます。「人権にかかわる問題なのだから、教育委員会に自分で話しなさい」とも。このお母さんがいなければ、ここまで自分を主張できなかったかもしれない。

「娘が息子になっちゃった!」という友人がいる。
彼女も、最初は面食らっていたけれど、事態を理解してからは、我が子を励まし、「息子」に彼女が出来たことも受け入れている。

映画は、本人や母親、関係者へのインタビューと、少年時代のエピソードをドラマ仕立てにした部分が交錯する。少年時代を演じた濱田龍臣の制服姿の可愛いこと!
そういえば、私の出身高校では、体育祭の時に、1年生の男子を女装させて踊らせる「可愛い子ちゃん」が伝統行事。(3年生の女子が衣装・振付を担当)  妙に女装の似合う男子もいたっけ。それで目覚めた人もいるかも?!

今や「LGBT」(性的少数者 セクシュアルマイノリティ)という言葉も市民権を得てきて、世の中には色々な人がいることも理解されつつある。世間一般の理解はもちろんだけど、なにより身近にいる家族の理解が大切なことをこの映画は教えてくれる。(咲)


★初日舞台挨拶★
◆ヒューマントラストシネマ渋谷
9月17日(土) 舞台挨拶 16:30〜16:55  本編上映 16:55〜18:10
 
◆シネ・リーブル池袋
9月17日(土)12:00の回、上映終了後

いすれも登壇者(予定): 真境名ナツキさん、濱田龍臣さん、藤田朋子さん、古波津陽監督


2016年/カラー/ビスタサイズ/DCP/73分 
製作:「ハイヒール革命!」製作委員会(平成プロジェクト 山栄 AOI Pro. TBSサービス テアトルアカデミー)
配給・宣伝:新日本映画社
公式サイト:http://highheels.espace-sarou.com/
★2016年9月17日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
posted by sakiko at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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