2016年09月02日

Start Line

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監督:今村彩子
撮影:堀田哲生、今村彩子
出演:今村 彩子、堀田 哲生、William J. Herlofsky

―耳、聞こえません。コミュニケーション、苦手です。
 そんな私の沖縄→北海道57日間の自転車旅―

生まれつき耳の聞こえない今村監督が自転車で日本を縦断する旅を記録したドキュメンタリー。沖縄を起点にゴールは最北端の北海道・宗谷岬。走った距離3842キロメートル、撮影した時間は349時間31分。出会った人は全国で300人。
伴走してくれたのは、行きつけの自転車屋さんのスタッフ堀田哲生さん。安易に手伝ったり、通訳したりしない、という取り決めをし、クロスバイク歴一年の初心者の旅が始まった。

『珈琲とエンピツ』(2012年)、『架け橋 きこえなかった3.11』(2013年)を送り出してきた今村監督が、肉親をなくして落ち込んでしまったとき、クロスバイク(スポーツ自転車/高価だけれど軽い)に出会いました。夢だった日本縦断をしたい+耳が聞こえないことで、苦手だったコミュニケ―ションに逃げずに向き合おう!と、この計画がスタートしたのだそうです。
伴走の堀田さんは、自転車の楽しみを教えてくれた人で、監督のダメなところもよく知ってくれている人、ただしあんなに厳しい人だったとは予想外だったとか。観る側からすると冷静で厳しい堀田さん、泣いても諦めない監督、なんともいいコンビです!楽しいことも辛いことも満載で、出会った人たちとのコミュニケ―ションに悩む姿も隠しません。そして旅の終わり近く、北海道で中途失聴者のウィルさんとの出会いも劇的。(白)

☆今村監督インタビュー記事

2016年/日本/カラー/BD/112分
配給:Studio AYA
(C)Stuidio AYA、AYAKO IMAMURA. All Rights Reserved.
http://studioaya.com/startline/
★ 2016年9月3日(土)新宿K's cinemaほか全国順次公開
posted by shiraishi at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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