2016年07月10日

いしぶみ

isibumi.jpg

監督:是枝裕和
原案:薄田純一郎
原構成:松山善三
プロデューサー:橋本佳子、佐藤宏
出演:綾瀬はるか、池上彰

昭和20年8月6日8時15分、旧制広島二中の1年生は広島市の中心部を流れる本川の土手で建物の解体作業にあたっていた。500m先の上空で炸裂した原子爆弾は、この生徒たち全員の命を奪った。一瞬で亡くなった子もいれば、苦しんだ末に亡くなった子もいる。その数321人。一人ひとりの写真や残っていた映像や写真と共に、遺族の手記にある彼らの最後のようすや言葉を、広島出身の綾瀬はるかさんが朗読する。
ジャーナリストの池上彰さんは、関係者や遺族を訪ねてインタビューし、河畔に建てられた慰霊碑に手を合わせる。

昭和44年、広島テレビで放送された「碑(いしぶみ)」は、名女優杉村春子さんを語り部として製作されました。国内外でいくつもの賞を受けています。
戦後70周年の昨年、是枝監督が特別番組として手がけた「いしぶみ〜忘れない。あなたたちのことを〜」を劇場用に再編集したのがこの作品です。
簡素な舞台にリンゴ箱が並び、中央に白いブラウスに黒いスカートの女先生風の綾瀬さんが座っています。旧制中学の1年生は12歳。まだあどけない男の子たちの笑顔の写真が後ろのスクリーンせましと並び、それを見ているだけで胸がいっぱいになりました。
生徒は最初322人と慰霊碑に刻まれましたが、のちに生存が確認された方が(当日具合が悪くて勤労動員を休んだ)、池上さんのインタビューに登場していました。引率の先生4人も亡くなられています。
広島では当時36万人の人口だったそうですが、この原爆により8月から12月の間に9万〜12万人が亡くなったと言われています。(白)


2016年/日本/カラー/HD/16:9/85分
配給:広島テレビ
(C)広島テレビ
http://ishibumi.jp/
★2016年7月16日(土)より、東京・ポレポレ東中野、大阪・第七藝術劇場、広島・八丁座にて公開。ほか全国で劇場公開
posted by shiraishi at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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