2016年06月19日

ブレイク・ビーターズ   英題:Dessau Dancers

break beaters.jpg

監督:ヤン・マルティン・シャルフ
出演::ゴードン・ケメラー、ゾーニャ・ゲルハルト、オリバー・コニエツニー、セバスチャン・イェーガー

1985年夏、東ドイツ、デッサウ。19歳のフランクは、母を亡くし父と二人暮らし。ある日、西ドイツのテレビで観たダンスが人生を変える。翌日、親友アレックスとアメリカ映画『ビート・ストリート』を観に行き、ブレイクダンスの虜になった二人は路上で踊る。が、アメリカ生まれの非社会主義的なものとして国家警察に逮捕されてしまう。
「ブレイクダンスは虐げられた人々の反抗運動から生まれた反資本主義的なもの」とフランクは主張し、釈放される。
路上でのブレイクダンスの流行に頭を痛めていた国家娯楽芸術委員会は、フランクとアレックスに、ミヒェル、それに元オリンピック代表の女性体操選手マティナの4人でチーム"ブレイク・ビーターズ"を結成させる。人民芸術集団として、ブレイクダンスを社会主義化する狙いだった。東ドイツ中を巡業した4人は、たちまち人気者になる。一方で、国家体制の操り人形だとして軽蔑する目もあった。ある日、テレビの生番組に出場することになったフランクたちは、思いがけない行動にでる・・・

まさに国家への反旗を翻したブレイク・ビーターズ! 痛快な一作。
自由や夢を求める人たちの思いを、国家権力が統制しようとしても、ゆがんだ姿になってしまうことを見せつけてくれます。ブレイクダンスを社会主義化するという発想に驚かされますが、これは実際にあったこと。
本作は、それと共に、母親を亡くした息子と、妻を亡くした父親が、肉親を亡くした悲しみを徐々に乗り越えて、二人の間のわだかまりも解けていく様も見せてくれます。苦虫をかみつぶしたような表情だったお父さんに笑みが浮かぶ瞬間をお見逃しなく! (咲)


2014年/90分/ドイツ/カラー/DCP/5.1ch
後援:ドイツ連邦共和国大使館 日本ストリートダンス協会
配給:アニモプロデュース
公式サイト:http://www.break-beaters.jp
★2016年6月25日(土) ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー
posted by sakiko at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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