2016年06月18日

トリプル9 裏切りのコード(原題:Triple 9)

999.jpg

監督:ジョン・ヒルコート
脚本:マット・クック
撮影:ニコラス・カラカトサニス
出演:ケイシー・アフレック(クリス・アレン)、キウェテル・イジョフォー(マイケル・アトウッド)、アンソニー・マッキー(マーカス・ベルモント)、アーロン・ポール(ゲイブ・ウェルチ)、クリフトン・コリンズ・Jr(フランコ・ロドリゲス)、ノーマン・リーダス(ラッセル・ウェルチ)、テリーサ・パーマー(ミシェル・アレン)、マイケル・K・ウィリアムズ(スウィート)、ガル・ガドット(エレナ・ヴラスロフ)、ウディ・ハレルソン(ジェフリー・アレン)、ケイト・ウィンスレット(イリーナ・ヴラスロフ)

アメリカ南部の都市アトランタの銀行が5人の武装グループに襲われた。
グループのリーダーは元特殊部隊兵士のマイケル。仲間はラッセルとその弟で元警官のゲイブ、現職警官のマーカスとフランコだ。マイケルはロシアン・マフィアの指示で犯罪を繰り返してきたが、この仕事を最後に足を洗うつもりだった。マイケルの恋人エレナは女ボス、イリーナの妹。イリーナは刑務所にいる夫のためにある機密書類を盗めと次の司令を下す。最愛の一人息子を人質に取られたマイケルには断ることなどできなかった。書類は国土安全保障省に厳重に保管されている。銀行襲撃とは比べ物にならない。

タイトルの「トリプル9」は警官が撃たれたことを意味する緊急コード。これが発せられると警官がいっせいに現場に向かい、ほかは手薄になります。仲間の悪徳警官がイリーナからの不可能なミッションを遂行するために、これを利用して時間稼ぎをしようと提案します。それには「撃たれる警官」と綿密な連携プレーが必須です・・・。で、誰をどうやって生け贄にするのか、みごと成功して息子を取り戻せるのか、というクライム・サスペンス。最初の銀行強盗からあれよあれよという手際良さ、これがクライマックスでもおかしくないほどです。そのスピードと緊張感を最後まで引っ張る出演者がなかなか渋くて濃いメンツです。
男ばかりの中にあって、夫の代わりに組織を牛耳るケイト・ウィンスレットの貫禄が際立っています。『ダイバージェント』(2014)でもずいぶん押し出しがよくなったなぁと思っていましたが、『タイタニック』(1997)のお嬢様からもうそろそろ20年になるのでした。(白)


2016年/アメリカ/カラー/シネスコ/115分/R15+
配給:プレシディオ
(C)2015 999 Holdings, LLC
http://999-movie.jp/
★2016年6月18日土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国ロードショー
posted by shiraishi at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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