2016年06月14日
ノック・ノック(原題:Knock Knock)
監督:イーライ・ロス
脚本:イーライ・ロス、ニコラス・ロペス、ギレルモ・アモエド
出演: キアヌ・リーヴス(エヴァン)、ロレンツァ・イッツォ(ジェネシス)、アナ・デ・アルマス(ベル)、アーロン・バーンズ
建築家のエヴァンは仕事も好調、アーティストの妻と可愛い子供たちとの幸せな生活を築いていた。妻と子どもたちが泊りがけで出かけて、一人留守番をしていた夜までは・・・。
ドアをノックする音に出てみると、土砂降りの中若い女性が二人、ずぶ濡れで立っていた。友人の家を探して迷ってしまったので、電話を貸してくれという。自分一人の家へ若い女性を入れるのをためらうエヴァンだったが、人助けだと思い招き入れる。
ジェネシス、ベルと名乗った二人は、タクシーを呼んで待つうちに、濡れた服を脱いだりシャワーを借りたり次第に大胆になる。あられもない姿で誘惑する二人とエヴァンはついにベッドを共にしてしまう。目が覚めると家中とんでもないことになっていた。
一夜の快楽は地獄の始まり、というキャッチ。イーライ・ロス監督ときたら、美中年スターのキアヌ・リーブスであろうとこんな目に遭わせてしまうのです。キアヌは製作総指揮にも名を連ねています。
『ジョン・ウィック』での切れっぷりがいまだ印象に残る彼ですが、ここではただの中年男性で、悪魔のような美女たちになすすべもありません。うわ〜。隙を見つけて反撃してほしい!
ジェネシスは『グリーン・インフェルノ』主演、ロス監督夫人のロレンツァ・イッツォ。金髪美人のアナ・デ・アルマスはこの作品で初めて観ました。満島ひかりさんを豊満にした感じで、笑顔がよく似ています。この二人に迫られたら、たいていの男性はイチコロでしょう。しかし、もう昔話の世界はないのですねぇ。他人を家に入れるな、関わるなが教訓?
展開があまりにもあんまりなので(?!)15歳未満は観られません。(白)
2015年/アメリカ/カラー/シネスコ/99分
配給:東京テアトル
(C)2014 Camp Grey Productions LLC.
http://www.knockknock-movie.jp/
★2016年6月11日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
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