2016年04月29日

スキャナー 記憶のカケラをよむ男

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監督:金子修介
脚本:古沢良太
撮影:釘宮慎治
音楽:池頼広
出演:野村萬斎(仙石和彦)、宮迫博之(丸山竜司)、安田章大(佐々部悟)、杉咲花(秋山亜美)、木村文乃(沢村雪絵)

毒舌が売りの芸人丸山竜司の事務所を女子高生の秋山亜美が訪ねてくる。「マイティーズに人探しを頼みたい」という依頼だった。“マイティーズ”は丸山竜司と仙石和彦の漫才コンビの名前。仙石は「残留思念」と呼ばれる場所やものに残る人の思いを読み取る能力を持っていた。その能力をネタに活躍していたこともあったが、そのために仙石は傷つきすっかり人間嫌いになって芸人を引退、今はマンションの管理人としてひっそりと暮らしている。事務所の社長はマイティーズ復活をもくろみ、丸山は亜美を連れて仙石を訪ねることになった。亜美は失踪したピアノ教師の沢村雪絵を探していた。外に出るのを渋る仙石だったが、亜美の懇願に雪絵の捜索を開始する。

始まりの人探しが次第にほかの事件と結びつき、仙石が活躍せざるを得ない状況になっていきます。これまで『陰陽師』(2001年)『のぼうの城』(2012年)などで印象的な役を演じてきた狂言師の野村萬斎さんが現代劇に初出演。超能力者で人間嫌いの引きこもりというやはり個性的な役どころ。これまでになかった軽妙な面を見せています。相方の丸山にお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之さん。本物の芸人の宮迫さんとの長い漫才場面もあったそうですが、完成した本編にはカットされていて、DVDの特典映像にと要望中だそうです。
特殊能力ゆえに人間不信となった仙石を導くのが「残留思念」の中に浮かび上がる雪絵。清潔感漂う木村文乃さんと亜美役の杉咲花さんの師弟愛、失踪事件の秘密を解き明かすにしたがって、仙石が変化していくのも見どころです。
2013年の韓国映画『サイコメトリー 残留思念』はもっとおどろおどろしい雰囲気でしたが、こちらの“マイティーズ”捜査は怖くありません。(白)


2016年/日本/カラー/シネスコ/109分
(C)2016「スキャナー」製作委員会
配給:東映
http://www.scanner-movie.jp/
★2016年4月29日(金)ロードショー


posted by shiraishi at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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