2016年04月17日

フィフス・ウェイブ(原題:The 5th Wave)

5th.jpg

監督:J・ブレイクソン
原作:リック・ヤンシー「フィフス・ウェイブ」(集英社文庫刊)
脚本:スザンナ・グラントほか
撮影:エンリケ・シャディアック
音楽:ヘンリー・ジャックマン
出演:クロエ・グレース・モレッツ(キャシー・サリヴァン)、ニック・ロビンソン(ベン・パリッシュ)、ロン・リビングストン(オリヴァー・サリヴァン)、マギー・シフ(リサ・サリヴァン)、アレックス・ロウ(エヴァン・ウォーカー)、ザッカリー・アーサー(サム・サリヴァン)、マイカ・モンロー(リンガー)、リーヴ・シュレイバー(ヴォーシュ陸軍大佐)、マリア・ベッロ(レズニック軍曹)

アメリカのオハイオ州。キャシーはアメフト部のベンにひそかに憧れるごく普通の女子高生。両親と小さな弟サムとの穏やかな暮らしがずっと続くと信じていた。上空に謎の飛行物体が現れるまでは。それは数日空中に浮かんでいたが、強力な電磁波が放たれ世界中の電気が止まった。飛行機が墜落し、地上でも事故が頻発、夜は真の暗闇となった。正体のわからないそれは「アザーズ」と呼ばれた。
なすすべもなくパニックに陥った人々に追い打ちをかけるように、大地震が起き、続いて津波が押し寄せる。
キャシーは家族と森の中へと逃げることができたが、生き残った人間に鳥インフルエンザが蔓延する。99%が死亡、治療にあたっていたキャシーの母も命を落とした。父と弟と難民キャンプにたどり着くが、軍隊により大人と子供が別々に分けられる。弟とはぐれたキャシーが戻ると父は暴動に巻き込まれて亡くなり、キャシーは一人残されてしまった。

「アザーズ」が登場してから次々と災難に見舞われる人類。そこにはヒーローも救世主も現れず、右往左往する人々は倒れていくばかりです。キャシーが見失った弟サムを探しに一人旅立ちますが、特殊能力もなく、サバイバルにたけているわけでもありません。「アザーズ」は人間の中に入り込んで寄生するので、外見でそれとはわかりません。誰が敵か味方かわからない中、ただただ弟のため、初めて武器を手にするのです。観客はキャシーに感情移入して一緒に不安な思いをすることになります。
『キック・アス』(2010)のヒット・ガール役で私たちを仰天させたクロエ・グレース・モレッツが、おどおどして震えるふつうの女の子役。逆境にあって強くならざるをえないんですが、何をしても可愛いです。
「フィフス・ウェイブ」は5番目の波。第1はアザーズの登場と停電、第2は地震と津波の天災、第3が伝染病、第4は侵略。第5の波とはなにか?は劇場で。(白)


2016年/アメリカ/カラー/シネスコ/112分
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
http://www.5thwave.jp/
★2016年4月23日(土)より公開
posted by shiraishi at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック