2016年04月17日

レヴェナント 蘇えりし者(原題:The Revenant)

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監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
原作:マイケル・パンク
脚本:マーク・L・スミス、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
撮影:エマニュエル・ルベツキ
音楽:坂本龍一、アルバ・ノト、ブライス・デスナー
出演:レオナルド・ディカプリオ(ヒュー・グラス)、トム・ハーディ(ジョン・フィッツジェラルド)、ドーナル・グリーソン(アンドリュー・ヘンリー)、ウィル・ポールター(ジム・ブリジャー)、フォレスト・グッドラック(ホーク)

1823年冬。アメリカ北西部を狩猟を生業とする男たちの一団が進んでいる。未開の地を案内するのはヒュー・グラス。先住民の妻との間に授かった息子ホークも同行し、ヘンリー隊長の指揮のもと獲物を捕りながら砦を目指していた。途中、先住民の襲撃で犠牲者が出てしまい、偵察に出たヒューはハイイログマに襲われひん死の重傷を負った。隊長はヒューが死んだら埋葬してやるようにと言って先発する。息子のホークとヒューを慕う若者ジムが付き添い、なにかとヒューを目の敵にしていたフィッツジェラルドも報奨金を目当てに居残ることにした。フィッツジェラルドは予想に反してすぐに死なないヒューに苛立ち、反抗するホークを手にかけたうえ、ヒューを生き埋めにして置き去りにする。

これまで無冠の帝王となっていたディカプリオに、ノミネート5度目にして悲願のオスカーをもたらした話題作です。『タイタニック』で共演して以来の親友というケイト・ウインスレット(2008年『愛を読むひと』でお先に主演女優賞を受賞)に祝福されて本当に嬉しそうでした。
イニャリトゥ監督には昨年に続いての監督賞、撮影のエマニュエル・ルベツキが3年連続の撮影賞を獲得。どんだけ〜!(古っ!?)な作品かは劇場でお確かめくださいませ。
圧倒的な映像美に究極のサバイバル、ディカプリオがこれでもかと苦労させられるシーン続きで、あのチャーミングな笑顔のないのがちょっと残念ですが、俳優としてやりきった感のある大作。敵役となるトム・ハーディが助演男優賞に初ノミネートされて個人的に嬉しかったです。受賞なりませんでしたが、これからいくらでもチャンスがあるでしょう。
クマに襲われて重傷を負い、仲間に見捨てられながらも生き延びて復讐を誓った、というヒュー・グラスは実在の人物で、いくつもの本や劇となってよく知られているようです。実話をもとにしたフィクションの原作「The Revenant」(マイケル・パンク著)は映画と同名でハヤカワ文庫から発売中。(白)


2015年/アメリカ/カラー/シネスコ/157分
配給:20世紀フォックス映画
(C)2015 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.
★2016年4月22日(金)公開
posted by shiraishi at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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