2016年02月07日

不屈の男 アンブロークン 原題:UNBROKEN

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c 2014 UNIVERSAL STUDIOS

2016年2月6日(土)より シアター・イメージフォーラム他、全国順次ロードショー!

監督:アンジェリーナ・ジョリー
原作:ローラ・ヒレンブランド(『シービスケット』)
脚本:ジョエル&イーサン・コーエン、リチャード・ラグラヴェネーズ、ウィリアム・ニコルソン
撮影:ロジャー・ディーキンス (『ショーシャンクの空に』『007スカイフォール』) 
音楽:アレクサンドル・デスプラ(『アルゴ』『グランド・ブダペスト・ホテル』)
出演:ジャック・オコンネル(『ベルファスト71』)、ドーナル・グリーソン(『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』)、MIYAVI、ギャレット・ヘドランド(『PAN〜ネバーランド、夢のはじまり〜』)、フィン・ウィットロック(『ノア 約束の舟』)

1936年、ベルリン・オリンピックの5000m競技で驚異的なタイムを出したルイ・ザンペリーニ(アメリカ)は、第二次世界大戦で空軍の爆撃手となったが、日本軍の捕虜となった。
実話を元に、彼の苦境を生き抜く姿を描いた作品。
イタリア系移民の子だったルイは、子供の頃、手の付けられない不良だったが、兄の励ましで反抗的な力を走りに向けると才能が開花。次々に記録を更新し、ベルリンオリンピックに出場し一躍英雄になった。
第二次世界大戦がはじまると、ルイは空軍爆撃手になったが、1943年、彼を乗せた爆撃機が日本軍の攻撃によってエンジントラブルを起こし海に墜落。生き残った3名は救命ボートに乗り込むことができたが、太平洋上を漂流。飢えや水不足、サメや嵐に襲われ、日本軍の爆撃機に機銃掃射されるなど、過酷な47日間の漂流生活の後、マーシャル諸島に流れ着いた。しかし日本海軍に捕らえられ、東京の大森捕虜収容所に送られてしまう。
収容所でルイは、ワタナベ伍長による執拗な虐待を受けるが耐え抜き、終戦によって遂に解放された。一人の男に降りかかった戦争中の苦難を、不屈の精神で生き抜く様を力強く描いている。
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c 2014 UNIVERSAL STUDIOS

この映画はネット上で「反日」とか言われていたらしいが決してそんなことはない。苦境の中でも諦めずに耐え抜いたルイの精神力と寛大な心を描いていた。長野オリンピックの時に来日した彼の「復讐することよりも許すことを学んだ」という言葉がそれを物語る。
ワタナベ伍長が、ルイひとりに執拗な虐待をするシーンに多少の違和感はあり、『戦場のメリークリスマス』を思い出しもした。そのあたりのシーンに「勘違い日本」も感じたけれど、捕虜収容所での虐待はあったと思うし、それを描いたからといって反日とは思わなかった。
新聞に「上映反対を求める1万人以上の署名が集まった」という記事が載っていてびっくり。ネットを通でない私は全然知らなかった。作品も観ずに「反日」と決め付け、人を煽るようなことはすべきでない。むしろ、実際の作品も観ずに、そういう反対運動が起こるということにネット社会の恐ろしさ危機感を感じた。(暁)

『不屈の男 アンブロークン』
公式HP http://unbroken-movie.com/
2014年/アメリカ/カラー/137分
posted by akemi at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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