2016年02月05日

ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜

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Behind "THE COVE"c2015YAGI Film Inc.


2016年1月30日(土)から新宿のK's cinemaで公開
監督・撮影・編集:八木景子
出演 太地町の方々/ルイ・シホヨス/リック・オバリ/IWC日本政府代表/水産庁漁業交渉官/シーシェパードのリーダー/TV番組「鯨戦争」元カメラマン/オスロ大学生態学教授/ドルフィンプロジェクトのメンバー/歴代IWC代表陣/捕鯨関係者

日本の食文化はなぜターゲットにされたのか?

和歌山県太地町のイルカの追い込み漁を批判した『ザ・コーヴ(The Cove)』(2010)を反証するドキュメンタリー映画、『ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜(Behind “THE COVE”)』の上映が、
新宿のK's cinema(ケイズシネマ)で始まっている。

『ザ・コーヴ』は、一方的にイルカや鯨など獲ることを批判するものだった。日本人が古くから鯨を食べてきた歴史や文化などを鑑みることなく、反捕鯨団体が太地町に乗り込み、漁を看視して、隠しカメラで監視看視や妨害をしてきた。それに対して、なぜ『ザ・コーヴ』に対する日本からの反論映画がなかったのかと思った八木監督がこの映画を撮った。
この問題を探るため太地町に行き、看視を続ける反捕鯨団体の人々の行動を撮影し、インタビューも試みる。また太地町の漁師や町の人々にも話を聞き、太地町の問題だけでなく、これまで見えてこなかった政治的側面の実情にも迫っている。

反捕鯨団体の監視行動_R.jpg
Behind "THE COVE"c2015YAGI Film Inc.


太地町の元捕鯨漁師や町長、町民だけでなく、『ザ・コーヴ』の監督ルイ・シホヨス、同作品の主演であるリック・オバリーにも取材を行い、双方の主張をカメラに収めたこの作品は「鯨を食べる」ということについて、観る人に判断を委ねる。
子供の頃、鯨の肉は日常的に食卓にあった。それは、戦後の食料不足の中で、手軽に買えるものだったからというのもあっただろう。鯨の肉を普通に食べられた時は、それがおいしいもの、好きなものという感じではなかったけど、食べられなくなってからとても食べたいという気持ちになった。ないものねだりなのかもしれない。でも、やはり鯨の肉は日本の中で根付いた食物ではあったのだ。
なにを食べるかということは、それぞれの国の必然性だったり、文化だったりするわけだから、反捕鯨団体の人たちが自分の信条に合わないとしても、それを食べるなと押し付けるのはおかしいことだと思う。
『ハーブ&ドロシー』の佐々木芽生監督も、クジラとイルカ問題をテーマにした長編ドキュメンタリー映画制作中とのとで、こちらにも期待したい。(暁)

配給:合同会社八木フィルム
公式HP http://behindthecove.com/
2015年/日本/107分/日本語・英語字幕/HD
posted by akemi at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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