2015年12月19日

あの頃エッフェル塔の下で 原題:Trois souvenirs de ma jeunesse(青春の三つの思い出) 英題:My golden days

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監督・脚本アルノー・デプレシャン(『そして僕は恋をする』)
出演:カンタン・ドルメール、ルー・ロワ=ルコリネ、マチュー・アマルリックほか

外交官で人類学者のポールは、長かった外国生活に終止符を打ち、タジキスタンから故郷フランスに帰る決意をする。ところが空港で、彼と同名のパスポートを持つ者がいると足止めを食う。もう一人の自分がいる? ポールは忘れかけていた過去を思い出し、人生を振り返る。思えば、今の自分を作ったのは、3つの思い出だった・・・
1. 少年時代 〜普通じゃない家庭がくれた自由な心
心を病んで母は、ポールが11歳の時に亡くなる。そんな彼を支えてくれたのは、自由な心を持つレズビアンの叔母だった。
2. ソビエト連邦 〜危険な旅がくれた生き抜く力
高校時代、ポールは親友でユダヤ人のマルクとソ連に研修旅行に行った時のことを思い出す。マルクに頼まれ、イスラエル移住を希望するユダヤ人にパスポートを渡し、盗難にあったと再発行してもらったのだった。
3.エステル 〜忘れられないあの恋の“真実”とはー?
高校卒業後、憧れのパリの大学で人類学を学ぶ。久しぶりに故郷リールに帰ったポールは2年前から片思いしていたエステルに思い切って声をかける。引く手あまただったエステルの心を掴んだポール。パリとリールを何通もの手紙が行き交う。ある時、タジキスタンで調査中のポールは、エステルから思いがけない電話を受ける・・・

冒頭の窓の外に見えるタジキスタンの風景にぐっと惹かれました。
主人公が外交官だけど、元々人類学者というのにも興味津々。タジキスタンに恋人らしき女性はいるけれど、中年になった今まで、どうやらずっと独身。
空港で、同名の人物がスパイ容疑をかけられているため足止めを食わされている間に、過去を振り返るのですが、ちょっと謎めいた雰囲気も漂う不思議な余韻の物語。それにしても、ネットで繋がる今では、あんなに手民は行き交わないし、マメじゃない私では交際は続かないなぁ〜(咲)


2015年/フランス/フランス語・ロシア語/123分
第68回カンヌ国際映画祭監督週間 SACD賞受賞
配給:セテラ・インターナショナル
後援:フランス大使館、アンスィチュ・フランセ日本
公式サイト:http://www.cetera.co.jp/eiffel/
★2015年12月19日(土)、Bunkamuraル・シネマほか 全国順次公開


posted by sakiko at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | フランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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