2015年11月08日

ローマに消えた男(原題:Viva la liberta)

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監督・原作・脚本:ロベルト・アンドー
出演:トニ・セルヴィッロ(エンリコ・オリヴェーリ/ジョヴァンニ・エルナーニ)、ヴァレリオ・マスタンドレア(アンドレア)、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(ダニエル)、ミケーラ・チェスコン(アンナ・オリヴェーリ)、アンナ・ボナウイート(イブリーナ)、エリック・グエン(ムング)

エンリコ・オリヴェーリはイタリア最大の野党の書記長をつとめている。国政選挙が近いというのにこのごろ支持率は下がる一方、なんら解決の策も浮かばないまま党大会に出席した。その壇上で、客席から厳しい罵声を受けるが、返す言葉もなかった。翌日秘書のアンドレアが迎えにいくと「一人になりたい」と手紙を残してエンリコは姿を消していた。エンリコの妻アンナに相談したアンドレアは双子の兄弟がいるという情報を掴む。そのジョヴァンニはエンリコとは疎遠。哲学教授だったが、心の病で長く施設にいて、退院したばかり。アンナも会ったことはないという。アンドレアは藁にもすがる思いでジョヴァンニを訪ね、瓜二つの彼に替え玉作戦を持ちかける。
そのころ、ローマを出奔したエンリコは元恋人のダニエルを頼ってパリに身を隠していた。

イタリアで大ヒットし、昨年GWのイタリア映画祭で『自由に乾杯』のタイトルで上映された作品です。原題そのままの訳ですが、今度の邦題はミステリぽくしています。皮肉を含んだコメディ作品でもあり、え?というようなミステリーでもあり。とても見ごたえがあります。試写の後、あれれ?と宣伝さんに尋ねている方もいましたが、それは観た方それぞれが答えを出すものでしょうね。
トニ・セルヴィッロが双子のエンリコ、ジョヴァンニを一人二役で演じていますが、エンリコになったジョヴァンニも数えると3役?では最後に現われたのはどっちなのか?目を皿にして見守ってください。
友だちが双子なのを知らずにもう一人と会ったとき、すっごく驚いたことが2度ありました。一卵性の双子さんは、自分とそっくりなもう一人とどう向き合って生きていくのでしょう?(白)


2013年/イタリア/カラー/シネスコ/94分
配給:レスペ、トランスフォーマー
(C)Bibi Film (C)Rai Cinema
http://romanikieta-otoko.com/

★2015年11月14日(土)より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開


posted by shiraishi at 19:34| Comment(0) | TrackBack(0) | イタリア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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