監督:チャド・スタエルスキ
脚本:デレク・コルスタッド
撮影:ジョナサン・セラ
音楽:ダリン・プレスコット
出演:キアヌ・リーブス(ジョン・ウィック)、ミカエル・ニクビスト(ヴィゴ・タラソフ)、アルフィー・アレン(ヨセフ・タラソフ)、ウィレム・デフォー(マーカス)、ディーン・ウィンタース(アヴィ)
殺し屋を生業としていたジョン・ウィックは、最愛の女性ヘレンと出会ったのを機に、すっぱりと裏社会と縁を切った。しばらく穏やかな暮らしが続いていたが、ヘレンは病気にかかって亡くなってしまった。失意のジョンのもとにヘレンからの思いがけないプレゼントが届けられる。生前へレンは一人になるジョンのために、デイジーと名づけた子犬を予約してくれていたのだ。デイジーや亡き妻の動画に慰められるジョンだったが、ある夜暴漢に襲われる。ジョンの愛車に目をつけたロシアンマフィア、ヴィゴの息子が車を盗みに入り、吠えかかったデイジーを殺してしまう。愛するものを次々と失ったジョンの復讐心に火がつく。
キアヌ・リーブスがキレました!デビューして30数年、五十路に入った彼がこんなアブナイ男になるなんて。いやもうやりすぎです。虎の尾を踏んでしまったマフィアのバカなドラ息子だけでなく、その父親が雇った凄腕の殺し屋たちもバッタバッタとみな返り討ちです。始まりは車とワンコなのですが、それほど大切だったのね、と思うしかありません。銃とカンフーを合体させたこのアクションは「ガン・フー」と呼んでくれ、とプロデューサー。キアヌはこのために撮影前から数ヶ月週5日、8時間ずつの特訓をしたそうです。おかげでスリムなスタイルとキレのあるアクションを身につけました。
キアヌは本作の宣伝に9月末に来日、ラッキーなファンたちがプレミア上映で彼に会えたようです。ラーメン好きなのもつとに有名で、あちこちに出没してはファンとの撮影にも応じたらしく、画像がいくつも見つかりました。気さくな方なんですね。(白)
2014年/アメリカ/カラー/シネスコ/103分
配給:ポニーキャニオン
Motion Picture Artwork(c)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.(c)David Lee
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★2015年10月16日(金)TOHOシネマズ新宿ほか全国公開