監督・脚本:デレク・クォック、ヘンリー・ウォン
撮影:ジェイソン・クワン
アクション指導:
音楽:波多野裕介
出演:ジョシー・ホー(ン・カウサウ)、イーキン・チェン(ラウ・タン)、スーザン・ショウ(おばさん)、ウィルフレッド・ラウ(マー・クワン)、エドモンド・リョン(ラム・チウ)、アンドリュー・ラム(チッ・クンクワン)、ロナルド・チェン(チョン坊や)
サウことン・カウサウはかつてバドミントン界の女王だったが、試合中に短気を起こして暴力をふるったため、10年間追放になってしまった。今はプライドも捨て、目標もなく兄の飲食店で下働きをしている。ある晩シャトル形の隕石を目撃して恐る恐る近づいてみると、廃屋のようなところでバドミントンに興じる男たちがいた。チンピラのころからの4人組の彼らは、強盗で服役して出所したばかりだった。サウの腕を見込み、更生して新たな人生を歩むために、仲間になってほしいと頼まれる。長い間遠ざかっていたバドミントンへの情熱をかきたてられ、サウもトレーニングに励むようになる。
なぜかバドミントンで真人間になろうとする4人とおばさん、負け組の元女子チャンピオンという、妙な組み合わせの面々が、練習を積んで試合に出場するまでになります。青春ものなら汗と涙とロマンスとに展開していきそうですが、こちらはトウのたったバドミントン同好会に酔っ払い。敵となるのは、お金持ちのおぼっちゃまとその取り巻き。
香港芸能に目覚めたころ、青春スター歌手・俳優だったチェン・イーキン、ロナルド・チェン、エドモンド・リョンがアラフォーです。ロナルド・チェンは、歌のほうはいまいち印象に残っていませんが、このごろは役者さんとしていい味が出ているようです。イーキンやエドモンドは初めて香港に行ったときにイベントに遭遇して生で見た芸能人第1号です。そのころとちっとも変わっていないのにびっくり。
したまちコメディ映画祭には主演のジョシー・ホー、おばさん役のスーザン・ショウ、ずっとビン底メガネにランニングシャツだったウィルフレッド・ラウ(実はイケメン)、酔っ払いコーチ役のアンドリュー・ラム、音楽の波多野氏が登壇しました。舞台挨拶の画像はこちら。(白)
2015年/香港/カラー/シネスコ/108分
配給:アンプラグド
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http://zenryoku-smash.com/
★2015年10月10日(土)より、新宿シネマカリテほか全国順次ロードショー