監督・脚本:ジョシュ・トランク(『クロニクル』/2012年)
原作:スタン・リー、ジャック・カービー
脚本:ジェレイミー・スレイター、サイモン・キンバーグ
撮影:マシュー・ヤンセン
音楽:マルコ・ベルトラミ、フィリップ・グラス
出演:マイルズ・テラー(リード・リチャーズ/Mr.ファンタスティック)、ケイト・マーラ(スー・ストーム/インビジブル・ウーマン)、マイケル・B・ジョーダン(ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ)、ジェイミー・ベル(ベン・グリム/ザ・シング)、トビー・ケベル(ビクター・フォン・ドゥーム/Dr.ドゥーム)、レグ・E・キャシー(Dr.ストーム)
発明オタク少年のリード・リチャーズは小学生のときに物質転送装置を発明していたが、周囲の大人は妄想と決め付ける。理解し、応援してくれるのは同級生のベン・グリムだけだった。7年後、リードはバクスター財団のDr.ストームに財団の研究員としてスカウトされる。博士の養女のスー、息子のジョニー、スーに好意を持っているらしいビクターとともに転送装置の開発に力を注ぎ込む。3人は博士に無断で、完成した転送装置で異次元へと旅するが、事故によりビクターが取り残されてしまう。帰還した2人と装置の操作に当たったスーには異次元のパワーが注ぎ込まれ、それぞれに地球人にはない能力が上書きされていた。
マーベルが最初に世に出したヒーローチームがどうやってできたのかが、前のシリーズからキャストを一新、若手スターによって描かれています。『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』(2005)、『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007)の前日譚なので、未見の方もそのまま楽しめます。CG技術が進んでいるので、目の前に広がる異次元プラネット・ゼロの映像が素晴らしく、F4たちのアクションがパワーアップしています。『セッション』での熱演もまだ目に残っているマイルズ・テラー、『リトル・ダンサー』のビリー・エリオット役が15年も前!すっかり大人になったジェイミー・ベルら、
若い彼らが思いがけず得た力に苦悩する様、彼らを軍事利用しようとする悪人たちと戦い、成長していく過程がみどころです。大きな画面でお楽しみください。(白)
2015年/アメリカ/カラー/シネスコ/100分
配給:20世紀フォックス映画
(C)2015 MARVEL & Subs. (C)2015 Twentieth Century Foxhttp://www.foxmovies-jp.com/f4/
★2015年10月9日(土)ロードショー